投稿日: Oct 30, 2023

AWS Trusted Advisor では、運用上の優秀性のチェックに新しいカテゴリが追加され、AWS Config との統合が行われました。これにより、すべてのカテゴリで 64 個の新しいベストプラクティスチェックが追加されました。Trusted Advisor は、コスト最適化、パフォーマンス、耐障害性、セキュリティ、運用上の優秀性、サービスの制限などのカテゴリでベストプラクティスチェックを行い、お客様の AWS 環境を継続的に評価します。そして、ベストプラクティスからの逸脱を修正するためのアクションを推奨します。新しいベストプラクティスチェックは、AWS Config のマネージドルールに基づいています。マネージドルールとは、AWS リソースのコンプライアンス状態を評価するために使用される事前定義済みのカスタマイズ可能なルールのことです。

新しくなった運用上の優秀性のチェックにより、AWS のベストプラクティスを適用して、AWS 環境を効果的かつ大規模に運用できるようになります。新しいチェックの推奨事項を AWS Well-Architected フレームワークのレビューの参考にすることで、AWS のベストプラクティスへの準拠を加速させることができます。 

新しいチェックを利用できるのは、AWS ビジネスサポートAWS Enterprise On-Ramp サポート、および AWS エンタープライズサポートのお客様です。これらのサポートプランをご利用のお客様には、AWS Config が有効になっている場合、対応するデプロイされた AWS Config のマネージドルールに基づく推奨事項が自動的に表示されます。 

AWS Config による Trusted Advisor のチェックは、中国 (北京、Sinnet が運営) と中国 (寧夏、NWCD が運営) を除くすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

AWS Config のマネージドルールを利用した新しいチェックを含む Trusted Advisor のチェックの詳細については、チェックリファレンスのドキュメントを参照してください。AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できるチェックの詳細については、ユーザーガイドをご覧ください。