投稿日: Nov 27, 2023
本日、エンタープライズのアクセス制御を目的とした手のひらベースの ID サービスである Amazon One Enterprise を発表いたします。組織では、このサービスを使用して、従業員や許可されたユーザーが物理的な場所に入ったり、制限されたソフトウェアリソースなどのデジタルアセットにアクセスしたりできるスピーディーで便利な非接触型のエクスペリエンスを実現できます。Amazon One Enterprise では、バッジ、PIN などのエンタープライズの従来の認証方法に関連する運用上のオーバーヘッドを取り除くことができます。IT 管理者とセキュリティ管理者は Amazon One デバイスを簡単に設置して、AWS マネジメントコンソールでユーザー、デバイス、ソフトウェアのアップデートを管理できます。
Amazon One Enterprise では、使いやすい生体認証デバイスによって非常に正確で安全なエンタープライズのアクセス制御を実現します。Amazon One デバイスの多層セキュリティ制御から転送中のデータとクラウドのデータの保護まで、サービスのすべての段階にセキュリティが組み込まれています。 Amazon One Enterprise では手のひらと静脈の画像を組み合わせて生体照合を行い、99.9999% の精度を実現します。この精度は、他のほとんどの生体認証の精度を上回っており、2 つの虹彩のスキャンよりも正確です。
また、Amazon One Enterprise により、従業員の利便性を向上させることができます。複数の認証方法を使用する必要がなくなり、従業員は自分の手のひらで物理的な場所やデジタルアセットにアクセスできます。ユーザーは、Amazon One 登録デバイスの上に手のひらをかざし、手のひらをバッジ、PIN、パスワードなどの組織の推奨 ID と関連付けると登録を完了できます。登録後、ユーザーは、ロック解除ドア、入り口ゲート、その他の入り口などの一般的な物理アクセス制御システムに取り付けられた Amazon One デバイスの上に手のひらをかざすだけで、物理的な場所に入ることができます。コンピュータや他のエンタープライズシステムに接続すると、Amazon One Enterprise ではウェブアプリケーションやソフトウェアにアクセスするユーザーを認証します。
Amazon One Enterprise は、米国でプレビュー版としてご利用いただけます。詳細については、AWS にお問い合わせください。