投稿日: Nov 9, 2023
本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) で、JSON プロトコルのサポートが発表されました。これにより、SQS をご利用のお客様のレイテンシーが短縮され、パフォーマンスが向上します。5 KB のメッセージペイロードでの AWS パフォーマンステストでは、Amazon Simple Queue Service で JSON プロトコルを使用すると、エンドツーエンドのメッセージ処理のレイテンシーが最大 23% 低下し、アプリケーションクライアント側の CPU とメモリの使用量も減少しました。Amazon SQS は、フルマネージド型のメッセージキューイングサービスで、マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの疎結合化とスケーリングが可能です。
情報交換のパフォーマンスとアプリケーションの相互運用性を高めるため、従来の AWS Query プロトコルから JSON プロトコルに切り替えるお客様が増えています。JSON プロトコルを使用するとレイテンシーが低下し、アプリケーション間の通信が高速になります。Amazon SQS をご利用のお客様は、最新の AWS SDK バージョンを使用することでレイテンシーを低下させることができます。最新の SDK バージョンでは、SQS API リクエストを行う際にクライアントが使用するデフォルトの通信プロトコルが JSON ワイヤプロトコルにアップグレードされたことで、レイテンシーが改善されています。
簡単に最新の AWS SDK バージョンを導入して Amazon SQS のメッセージングを高速化できます。AWS SDK を最新のバージョンにアップグレードするだけで JSON プロトコルを使用できます。新規のお客様の場合、最新の AWS SDK では JSON がデフォルトプロトコルになっています。
SQS での JSON プロトコルのサポートは、Amazon SQS が利用できるすべての AWS リージョンで利用可能です。
最新の AWS SDK バージョンを使用して、SQS で JSON の使用を開始する方法について詳しくは、AWS ドキュメントを参照してください。
AWS SDK の詳細については、こちらをご覧ください。