投稿日: Nov 3, 2023
AWS App Runner は、パブリックの App Runner サービスエンドポイントで IPv6 ベースのトラフィックをサポートするようになり、お客様は IPv6 経由で App Runner サービスのエンドポイントにアクセスできるようになりました。これにより、お客様は IPv6 コンプライアンス要件を満たすことができ、IPv4 と IPv6 の間のアドレス変換を処理する必要がなくなります。
App Runner はフルマネージド型サービスであり、これを使用するとデベロッパーは、インフラストラクチャを管理することなく、コンテナ化されたウェブアプリケーションと API をより簡単に、迅速かつ大規模にクラウドにデプロイできるようになります。以前は、App Runner サービスエンドポイントは IPv4 アドレスのみをサポートしていました。現在では、IPv4 と IPv6 の両方をサポートするデュアルスタックのエンドポイントを作成するようにパブリック App Runner サービスを構成できるようになりました。App Runner サービスのデュアルスタックのパブリックエンドポイントにリクエストを送信すると、エンドポイントは、ネットワークとクライアントで使用されているプロトコルに応じて、IPv6 または IPv4 のアドレスに解決されます。
新しい App Runner のデュアルスタックのパブリックエンドポイントは、追加費用なしで使用できます。CreateService API と UpdateService API の NetworkConfiguration 設定に新しいフィールド IpAddressType を設定することで、デュアルスタックのエンドポイントを作成できます。App Runner コンソールから App Runner サービス設定の [ネットワーキング] 設定を更新することで、デュアルスタックのエンドポイントを有効にすることもできます。デュアルスタックのパブリックエンドポイントの詳細については、『AWS App Runner 開発者ガイド』の「ネットワーク」の章を参照してください。App Runner の詳細については、製品ページを参照してください。