投稿日: Nov 16, 2023

AWS IoT Device Management が、フリートのインデックス作成機能を拡張し、最後に報告された IoT デバイスの位置に対するインデックス作成とクエリ実行をサポートするようになりました。AWS IoT Device Management は、IoT デバイスを大規模にリモートでモニタリングおよび管理するために使用できるフルマネージドクラウドサービスです。フリートのインデックス作成機能を使用すると、さまざまな AWS IoT データソースに保存されているデバイスの属性、状態、接続データの任意の組み合わせに基づいて、簡単にクエリを実行したり、デバイスをグループ化したりできます。今回の更新により、ジオクエリを使用して検索対象を絞り込み、目的の地理的境界にあるデバイスを取得して、位置固有のデバイス接続問題の検出など、対象を絞ったインサイトを得ることができます。このインサイトにより、対象を絞ったデバイス管理の対応が可能になります。

ジオクエリを使用することで、フリートのモニタリングと管理タスクを詳細なビューで絞り込んだり、任意の位置からの相対的なデバイスの距離を検索したり、目的の地理的位置にないデバイスを特定したりできます。位置データのインデックスを作成するには、地理的な位置情報をデバイスのクラシックシャドウまたは名前付きシャドウに保存し、インデックス作成を有効にする必要があります。位置データ送信用の GPS が組み込まれていないデバイスでは、AWS IoT Core の Device Location を使用してクラウドアシストロケーションソルバーでデバイスの位置を抽出し、ルールエンジン機能を使用してデバイスのクラシックシャドウまたは名前付きえシャドウに位置を公開できます。

これらの新機能は、AWS IoT Device Management を利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

詳細については、デベロッパーガイドAPI ドキュメントを参照してください。