投稿日: Nov 28, 2023
Mountpoint for Amazon S3 を使用して、新しい Amazon S3 Express One Zone ストレージクラスに保存されているオブジェクトにファイルシステム操作を使用してアクセスできるようになりました。新しい S3 Express One Zone ストレージクラスは、安定した 1 桁ミリ秒単位のリクエストレイテンシーを必要とするパフォーマンスクリティカルなアプリケーション向けに、最速のクラウドオブジェクトストレージを提供することを目的として設計されています。
Mountpoint for Amazon S3 で Amazon S3 Express One Zone を使用すると、ランダムなデータアクセスリクエストを行うファイルベースのアプリケーションを S3 Standard と比較して最大で 6 倍高速化できます。そのため、ビジョンモデルの機械学習トレーニングジョブが高速化され、完了までの時間が短縮され、計算コストが削減されます。さらに、S3 Express One Zone は Mountpoint for Amazon S3 や Amazon EMR などのビッグデータプラットフォームと統合されているため、Amazon EMR を使用してトレーニングデータを準備し、同じデータセットで Mountpoint を使用してトレーニングジョブを実行できます。これにより、アーキテクチャが簡素化されます。
Mountpoint for Amazon S3 では、シーケンシャル読み取り操作とランダム読み取り操作、および新しいファイルを作成するためのシーケンシャル書き込み操作がサポートされています。このリリースでサポートされるファイルシステムオペレーションの詳細と開始方法については、こちらのドキュメントを参照してください。Mountpoint for Amazon S3 を使用して、新しいストレージクラスが利用可能なすべての AWS リージョンにある Amazon S3 Express One Zone ストレージクラスのオブジェクトにアクセスすることができます。S3 Express One Zone ストレージクラスの詳細については、製品ページをご覧ください。