投稿日: Nov 14, 2023
本日より、WAF コンソールの新しいダッシュボードにアクセスして、トラフィックをより適切にモニタリングできるようになりました。これらのダッシュボードはデフォルトで使用可能で、別途設定する必要はありません。これらのダッシュボードでは、CloudWatch メトリクスを使用し、合計リクエスト数、ブロックされたリクエスト数、許可されたリクエスト数、ボットリクエスト数とボット以外のリクエスト数、ボットのカテゴリ数、CAPTCHA 解決率、一致した上位 10 件のルールなどのメトリクスをウェブ ACL ごとに一目でわかるように表示します。
これらのダッシュボードにより、可視性が向上し、「WAF によって検査されたトラフィックのうち、何パーセントがブロックされているか」、「ブロックされているトラフィックの発信元の国のうち、上位の国はどこか」、「WAF によって検出され、阻止されているよくある攻撃は何か」、「今週のトラフィックとトラフィックパターンは先週と比べてどのようになっているか」などの質問に答えることができます。
新しいダッシュボードにアクセスするには、AWS WAF コンソールに移動し、左側のナビゲーションバーにある [Web ACLs] をクリックしてください。そこから、任意のウェブ ACL をクリックすると、そのウェブ ACL に固有のダッシュボードが表示されます。2 つのタブ ([All traffic] と [Bot Control]) で 2 つのダッシュボードを表示できます。2 つの AWS WAF Fraud Control マネージドルールグループのどちらかを使用している場合、最大でもう 2 つのタブが表示されます。ダッシュボードは、CloudWatch で表示してさらに分析できます。
ダッシュボードの詳細については、AWS WAF のドキュメントをご覧ください。ダッシュボードは、AWS WAF が提供されているすべての AWS リージョンとエンドポイントでご利用いただけます。WAF の詳細については、AWS WAF デベロッパーガイドをご覧ください。