投稿日: Jan 25, 2024
本日、AWS Systems Manager インベントリは、AWS オプトインリージョン (デフォルトでは無効になっているリージョン) でのインベントリリソースデータ同期のサポートを発表しました。インベントリリソースデータ同期を使用して、すべてのマネージドノードから収集したインベントリデータを 1 つの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットに送信できます。ソフトウェアインベントリを Amazon S3 に同期することで、Amazon Athena クエリを実行して、アプリケーションの使用状況を把握したり、アプリケーションのバージョンコンプライアンスを確認したりするなど、インベントリに関するより豊かなインサイトを得ることができます。Amazon QuickSight を使用してソフトウェアインベントリを視覚化し、ポイントアンドクリック方式でクエリを掘り下げることもできます。
これまでは、インベントリデータをオプトインリージョンに送信したり、オプトインリージョンから送信したりすることはできませんでした。今後は、デフォルトで有効になっている、オプトインリージョンを含むすべてのリージョンにインベントリデータを送受信できるようになりました。たとえば、米国東部 (バージニア北部) からデータを送信し、アフリカ (ケープタウン) などのオプトインリージョンの Amazon S3 バケットに保存することができます。または、アフリカ (ケープタウン) からデータを送信し、それを米国東部 (バージニア北部) などの別のリージョンの Amazon S3 バケットに保存することもできます。
AWS Systems Manager インベントリリソースデータ同期は追加料金なしでご利用いただけます。AWS Systems Manager インベントリリソースデータ同期の詳細については、ユーザーガイドドキュメントを参照してください。インベントリリソースデータ同期は、AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての AWS リージョンでご利用いただけます。インベントリリソースデータ同期を使用して、AWS GovCloud (米国) リージョンと AWS 商用リージョン間でデータを転送することはできません。