投稿日: Jan 19, 2024
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) ではファイルシステムの読み込み IOPS が 40% 向上し、AWS でデータ負荷の高いファイルワークロードを実行することが容易になりました。
Amazon EFS はサーバーレスで完全に伸縮自在なファイルストレージを提供するため、クラウドでのファイルワークロードの設定と実行が簡単になります。これまで Amazon EFS では、アクセス頻度の高いデータとメタデータの読み取り IOPS として最大 250,000 を、それ以外のデータとメタデータの読み取り IOPS として最大 65,000 をサポートしていました。今回の発表により、Amazon EFS がサポートする読み取り IOPS は最大 90,000 になりました (既存の上限である 65,000 から 40% 向上)。つまり、お客様は Amazon EFS を使用して、機械学習の研究、コンテンツ配信、ビッグデータ処理など、高い IOPS を要する、読み取り量の多いワークロードをさらに幅広く処理できるようになります。
IOPS の上限の引き上げは、すべての商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで、Elastic スループットを使用している Amazon EFS ファイルシステムにすぐに適用できます。詳細については、Amazon EFS のドキュメントをご覧ください。