投稿日: Feb 22, 2024

AWS Lambda で .NET 8 を使用したサーバーレスアプリケーションの作成がサポートされるようになりました。このランタイムは、.NET 8 の最新の長期サポートリリースに基づいています。開発者は .NET 8 をマネージドランタイムとコンテナベースイメージの両方として使用できます。AWS では、マネージドランタイムとベースイメージが利用可能になった時点で更新が自動的に適用されます。

Lambda .NET 8 ランタイムは、新しい Amazon Linux 2023 ランタイム上に構築されています。これにより、以前の Amazon Linux 2 ベースのランタイムよりもデプロイのフットプリントが大幅に小さくなり、glibc などの共通ライブラリのバージョンが更新され、パッケージマネージャーも新しくなりました。Powertools for AWS Lambda (.NET) は、サーバーレスのベストプラクティスを実装し、開発者の作業スピードを向上させるための開発者ツールキットで、.NET 8 もサポートしています。

.NET 8 ランタイムは、中国および GovCloud リージョンを除き、Lambda が提供されているすべてのリージョンで利用可能です。

Lambda コンソール、AWS CLI、AWS サーバーレスアプリケーションモデル (AWS SAM)、CDK、AWS CloudFormation など、さまざまな AWS デプロイツールを使用して、.NET 8 で書かれたサーバーレスアプリケーションをデプロイおよび管理できます。 .NET 8 マネージドランタイムを使用して、ネイティブアヘッドオブタイム (AOT) でコンパイルされたアプリケーションを実行することもできます。以前のバージョンの .NET を実行する既存の Lambda 関数を移行するには、コードに .NET 8 との互換性があることを確認してから、関数を再デプロイするときに関数のランタイムを .NET 8 に更新します。AWS が提供する .NET 8 ベースイメージを使用すれば、コンテナを使用して .NET 8 関数を構築し、デプロイすることもできます。さらに詳しい情報を確認して開始するには、こちらのブログ記事をご覧ください。 AWS Lambda の詳細については、製品ページをご覧ください。