投稿日: Feb 6, 2024
本日の v0.34.0 のリリースより、オープンソースの Karpenter プロジェクトを利用している Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) のお客様は、Kubernetes クラスター内の Amazon EC2 インスタンスに対して中断を伴う変更をいつどのように加えるかを制御する新しい方法を利用できるようになります。Karpenter と EKS を組み合わせて使用すると、アプリケーションの可用性の向上、オペレーションのオーバーヘッドの低減、コスト効率の向上に役立ちます。中断制御を使用すると、Karpenter の EC2 インスタンス自動管理機能をより詳細に設定でき、特定のニーズやユースケースに合わせて微調整することができます。
中断制御を使用すると、Karpenter が EC2 インスタンスを終了させる方法をより細かく制御できるので、コスト効率、セキュリティ、アプリケーションの可用性のバランスを改善できます。Karpenter の NodePool 設定で、Karpenter によりプロビジョニングされた EC2 インスタンスの中断予算をパーセントまたは絶対値のいずれかで設定して、アプリケーションの可用性への影響を制限できるようになりました。中断予算はスケジュールして 1 日の特定の時間帯や特定の曜日のみ、または常時適用されるようにすることもでき、そのようにして重要な営業期間中の変更に対する制限を強化できます。
v0.34.0 以降にアップグレードして、Karpenter の中断制御の使用を開始してください。この機能の詳細については、Karpenter の中断についてのドキュメントを参照してください。