投稿日: Mar 26, 2024
本日より、AWS Graviton ベースの Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C7gn インスタンスがベアメタルサイズで利用できるようになりました。Amazon EC2 C7gn インスタンスは新しい第 5 世代 AWS Nitro Card を搭載し、ネットワーク負荷の高いワークロードに対して最大のネットワーク帯域幅、最大のパケット処理パフォーマンス、最大のコストパフォーマンスを実現します。C7gn インスタンスは、現世代の同等の x86 ベースのネットワーク最適化インスタンスと比較して、最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅と vCPU あたり最大 3 倍高いパケット処理パフォーマンスを提供します。高度なネットワーク機能を利用して、パフォーマンスとスループットを向上させると同時に、ネットワーク負荷の高いワークロード実行のコストを最適化できます。ワークロードの例には、ネットワーク仮想アプライアンス、データ分析、CPU に基づく人工知能と機械学習 (AI/ML) の推論などがあります。
ベアメタルインスタンスにより、EC2 では、ディープパフォーマンス分析ツール、ベアメタルインフラストラクチャへの直接アクセスを必要とする特殊なワークロード、仮想環境でサポートされていないレガシーワークロード、ライセンス制限されたビジネスクリティカルなアプリケーションを活用するアプリケーションを実行できます。C7gn メタルサイズには、64 個の vCPU と 128 GiB のメモリが搭載されています。
Amazon EC2 C7gn メタルインスタンスは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京) の AWS リージョンで利用できます。これらのインスタンスは、Savings Plans、リザーブド、オンデマンド、およびスポットインスタンスとして購入できます。
詳細については、Amazon C7gn インスタンスをご覧ください。ワークロードを Graviton ベースのインスタンスに移行する方法については、AWS Graviton Fast Start プログラムとPorting Advisor for Graviton を参照してください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK のいずれかにアクセスしてください。