投稿日: Mar 5, 2024
本日より、Amazon RDS Custom for SQL Server は、メモリ最適化された X2iedn インスタンスタイプと EBS 最適化された R5b インスタンスタイプのサポートを開始しました。Amazon RDS Custom for SQL Server は、基盤となるオペレーティングシステムをカスタマイズできるマネージドデータベースサービスであり、ライセンスが付与された独自の SQL Server メディアを使用することも、SQL Server Developer エディションを使用することもできます。
X2iedn インスタンスは第 3 世代のインテル Xeon スケーラブルプロセッサ (Ice Lake) を搭載しています。X2iedn インスタンスはエンタープライズクラスの高性能データベースの要件を満たすように設計されており、高性能コンピューティング (最大 128 vCPU)、大容量メモリ (最大 4 TB)、ストレージスループット (最大 256K IOPS) を実現し、メモリと vCPU の比率は 32:1 となっています。
AWS Nitro System を搭載した R5b インスタンスタイプは、高い EBS 帯域幅を必要とするリレーショナルデータベースのワークロードに最適であり、EBS 最適化された最大 60 ギガバイト/秒の帯域幅と SQL Server での 64,000 IOPS を実現します。R5b インスタンスを使用すると、Amazon RDS のお客様は、ワークロードをより小規模な R5b インスタンスに移行しても、ワークロードの IOPS 要件を満たせるため、コンピューティングコストとライセンスコストを節約できます。
このブログをご覧いただければ、ローカルストレージで X2iedn インスタンスを使用して TempDB のパフォーマンスを最大化する方法を学ぶことができます。 インスタンス、ストレージ、データ転送にかかる最新の料金、および利用できるリージョンについては、Amazon RDS Custom for SQL Server の料金を参照してください。