投稿日: Mar 26, 2024

本日より、AWS Global Accelerator は CIDR ブロックから別のアカウントのアクセラレーターリソースへのパブリック IPv4 アドレスの割り当てをサポートします。

Global Accelerator では、Bring Your Own IP (BYOIP) を使用して、任意のアドレス範囲のパブリック IPv4 アドレスをアクセラレーターの静的 IP アドレスとして使用できます。アクセラレーターの作成時に、Global Accelerator 提供による静的 IP アドレスを使用する代わりに BYOIP アドレスを割り当てることができます。しかし、これまでは、同じアカウントのアクセラレーターにしかBYOIP アドレスを割り当てることができませんでした。Global Accelerator の BYOIP 機能が強化され、クロスアカウント機能を活用して、プロビジョニング済みの CIDR ブロックから別のアカウントのアクセラレーターに静的 IP を割り当てることができるようになりました。

クロスアカウント BYOIP を設定するには、共有するリソースと、アクセス許可を持つプリンシパルを定義するクロスアカウントアタッチメントを作成します。BYOIP の場合、リソースは既にプロビジョニングしてアドバタイズした CIDR ブロックで、プリンシパルはアクセラレーターリソースを持つアカウントです。アタッチメントを作成したら、CIDR ブロックから IP アドレスを選択して、別のアカウントにアクセラレーターを作成できます。BYOIP は、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、AWS CLI などの標準の AWS ツールを使用して設定できます。

Global Accelerator の BYOIP 機能を使用する場合、追加料金は発生しません。詳細については、AWS Global Accelerator デベロッパーガイドのデベロッパー向けドキュメントを参照してください。AWS Global Accelerator の使用を開始するには、Global Accelerator 製品ページにアクセスしてください。