投稿日: Mar 7, 2024

AWS X-Ray が、AWS CloudTrail で 8 つの新しいデータイベントおよび 1 つの新しい管理イベント API をログ記録できるようになったことを発表しました。これにより、AWS アカウントのすべての AWS X-Ray API アクションを完全に把握して、運用上およびセキュリティ上のベストプラクティスを実現できます。AWS X-Ray は、分散アプリケーションのデバッグやパフォーマンスのボトルネックの迅速な特定に役立つエンドツーエンドのトレース機能を開発者に提供します。

本日のリリースにより、PutTraceSegments からのデータイベント、GetTraceSummaries からのデータイベント、GetSamplingStatisticSummaries からの管理イベントなど、AWS CloudTrail でデータイベントおよび管理イベントに関するすべての AWS X-Ray API アクティビティをキャプチャできるようになりました。AWS CloudTrail が収集した情報を使用して、X-Ray にデータを送信したり X-Ray からデータを読み取ったりする特定のアクションを識別することができます。AWS CloudTrail を使用して AWS X-Ray API アクションをログに記録することで、AWS アカウントの監査、ガバナンス、およびコンプライアンスを実現できます。

X-Ray の AWS CloudTrail ログ記録は、AWS GovCloud (米国) リージョン、中国 (北京、Sinnet が運営) リージョン、中国 (寧夏、NWCD が運営) リージョンなど、AWS X-Ray が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

AWS X-Ray データイベントまたは管理イベントの AWS CloudTrail ログ記録を有効にするには、AWS CloudTrail コンソールまたは CloudTrail API を使用してログ記録を設定します。CloudTrail を使用して X-Ray API をログに記録する方法について詳しくは、ドキュメントの「Logging X-Ray API calls with AWS CloudTrail」を参照してください。X-Ray の詳細については、AWS X-Ray ユーザーガイドを参照してください。