ウェブ販売代行事業を行う企業にて 6 年間勤務。情報システム部門部長として社内基幹システムの企画、設計、構築やウェブ系の E コマースサイトプロジェクトを管理。また中国やベトナムの現地立ち上げを指揮した後、事業企画部長として OEM インターネット固定回線事業の企画や市場分析、予算管理や建付け等の事業管理を経験し、2016 年に AWS ジャパンに入社。


私はインサイドセールス(内勤)の中でミッドマーケットテリトリーという中小企業のお客様を中心に AWS の導入支援を行っています。お客様の現状のビジネス課題をメール、電話やビデオ会議を通じてヒアリングし、AWS をどのように取り入れることでその課題が解決できるかを提案したり、パートナー企業様との連携、そして指揮を取る役割を担っています。月に 100~200 社程のお客様と商談することは大変ですが、一分一秒でも早くお客様の課題を解決できるよう日々務めています。1 日の仕事の流れは日々変わりますが、9 時に出社し、メールチェック、お客様との電話会議、提案書の作成を行い、昼食後は社内のエンジニアやパートナー企業様、あるいはお客様と社内にてミーティングを行い、18 時に帰宅する前に再度メールの確認を行っています。

仕事のやり甲斐や醍醐味は、大きく 2 つあります。1 つめは、多くのお客様とコミュニケーションをとる中で、日本全国の IT 事情を把握することができ、貴重な経験ができることです。もう 1 つは、全国のお客様と取引があるため、場所を問わず AWS という先端ソリューションをご案内できることです。日本では米国に比べ IT 事情が 2、3 年遅れていると言われていますが、少なくとも米国と同じレベルまで水準を引き上げていきたいと思っています。

今後のキャリアプランとしては、様々なお客様に AWS を導入いただき、将来的には日本をもっと元気にできるよう、よりインパクトを与えられるポジションにつきたいと考えています。

前職の情報システム部門時代に JAWS-UG(Japan AWS User Group)という AWS ユーザーコミュニティーを通じて AWS と出会い、最終的には自社の基幹システムやウェブシステムを始めとしたサーバ数十台を全て AWS に移行するまでのヘビーユーザーになっていました。迅速で安定した先進的なクラウドサービスである AWS に魅了され、次第にいつかこのサービスを日本全国で自分と同じように悩んでいる情報システム部門の方々にお届けできるような仕事をしたいと思うようになり、入社を決めました。

当初抱いていた AWS ジャパンのイメージは、外資系大手企業であり、チャレンジや能動的に行動することが制限される環境であるというものでしたが、いざ入社してみると非常に風通しの良い会社で、社員全員がのびのびと仕事をしていることに大きなギャップを感じました。

アマゾンでは Leadership Principles という行動指針にのっとり、一人一人がリーダーシップを発揮することが求められています。大きく成長している今でもスタートアップ企業のように各メンバーが能動的に発言や提案を行う点も、アマゾンならではだと思いました。

大学では情報工学を専攻していたので、自身が学んだことを活かせる仕事に興味があり、卒業後はウェブ販売代行企業に入社しました。卒業後も実務を通じて 7 年間に渡り基本情報学を学んで来ましたが、お客様の現状把握と AWS がもたらす価値を理解する上で営業という現在のポジションにおいてもとても役立っています。

学生時代の課外活動としては、バンド活動にも注力していました。ギターを担当し、1 日 8 時間は練習していたと思います。大学やライブハウス、時には駅前の広場を貸し切ってステージを作り演奏していましたが、大学を卒業してから 7 年経つ今でも当時のバンド仲間とは定期的に集まり、仕事の合間の息抜きとして演奏しています。

とても充実した学生時代を過ごしましたが、今となってやっておけばよかったと感じることは語学留学です。読み書きはできても、スムーズな会話ができないので、時間のつくりやすい学生時代にチャレンジしたかったです。AWS ジャパンでは社内外問わず基本的には日本語で会話しますが、グローバルカンファレンス等、他国の社員とコミュニケーションをとる機会も多々あるため、英会話ができるとより世界に対する視野が広がると感じています。 

アマゾンではでは個人がリーダーシップを発揮することや積極的に行動することが尊重されます。その行動が正しいか否かというよりも、信念を持ち、リーダーシップをとった行動を起こしていくことが評価されます。

敷かれたレールの上を歩むより、自らレールを敷いていきたい、周りを先導していきたいと思っているエネルギーに溢れた方にとってはこれ以上ない環境だと思います。

みなさん自身が、アマゾンのオーナーだと思って積極的に意見を出し、共に AWS を盛り上げていきましょう。