ポジション名:インフラストラクチャーアーキテクト
社歴:約 2 年(インタビュー当時)

新卒で国内の SIer に入社後、1 年半ほどで外資系 IT ベンダーに転職し、約 10 年、インフラ分野を中心に、ソフトウェアサポートからテクニカルマーケまで幅広く経験しました。その後、別の外資ベンダー 2 社で仮想化、VDI、SBC などの設計・構築に従事するアーキテクトとして、金融を始めとするエンタープライズのお客様向けの設計案件を数十件担当したのち、機会を得て 2 年ほど前に AWS ジャパンに転職、現在に至ります。

クラウドアーキテクトとして、主にインフラ分野の設計支援、導入支援を行っています。担当顧客の業種は流通、運輸、製造、製薬など多岐にわたり、また同時に数件を担当するため、いわゆる常駐型や SIer 型のプロフェッショナルサービスとはデリバリースタイルが異なります。日々の支援で専門的対応を求められる技術分野も、ネットワークやストレージ等の一般的なインフラから DWH、VDI、CDNなどの領域特化系、さらにはセキュリティ、マイクロサービス、機械学習まで広範囲に及ぶため、Unlearn と Learn を繰り返しながら、お客様の課題解決に向けた価値の提供を追求するのが日常となっています。デリバリーの合間には、VDI と DWH という専門領域に特化した講演や啓蒙活動も行っています。

大学時代の専攻は国際関係史でしたが、テクノロジーが好きで、畑違いのこの業界に身を投じて 20 年になります。次の 20 年も現場の第一線で好きなことに関わり続けるためには、変化し適応し続ける力を鍛えることが最善と判断し、変化の最前線にある AWS を選択しました。

10 年後、15 年後も現場の最前線で、求められ続ける人材であり続けたいと思っています。20 年後もまだ現場にいて、煙たがられながら 40 年分の経験値を後進に伝えていくような仕事ができていれば最高です。なお生涯現場主義にあっては技術一辺倒ではむしろ不足で、ビジネスの知見やヒューマンスキルも強く求められますので、そうした機会は積極的に取り込みながらキャリア形成できればと考えています。

AWS では、お客様のクラウドシフトを支援することで既存の IT に変革をもたらす、という大乗仏教的なアプローチも可能でむしろそれが主流ですが、一方で自分のような小乗仏教的な人間にとっても非常に刺激的な場所です。多様な人間が前のめりにぶつかりあいながら全速力で走っている希有な環境に、是非 jump-in してみて下さい。次の 10 年、20 年がきっと変わると思います。