ポジション名:アドバイザリーコンサルタント
社歴:約 2 年(インタビュー当時)

大手総合電機メーカーの情報システム子会社にて 15 年間、社内向け IT インフラの設計、構築、運用を担当していました。直近の 4 年間は、プロジェクトマネージャーとして、グローバルデータセンターにおけるストレージ移行、サーバー仮想化、ネットワーク統合を推進し、データセンター運用業務のオフショア化を実現。IT インフラの大幅なコスト削減に貢献しました。

クラウドおよび AWS に関しては、前職では業務として触れる機会はなく、オンプレミスの経験しかありませんでした。

アドバイザリーコンサルタントとして企業のクラウド移行をお手伝いしています。お客様のクラウド導入の検討に際し、TCO 分析によるビジネスケース評価のご支援や、クラウドを推進していくための中心組織(CoE : Center of Excellence)立ち上げのご支援をしています。AWS にはクラウド導入フレームワークという考え方があります。お客様の抱える課題をヒアリングし、フレームワークに沿って整理・分類し、それぞれのお客様に最適なロードマップを提案しています。

クラウド検討の初期段階にとどまらず、クラウド導入に向けた後続フェーズにおいても継続的にご支援しています。AWS 利用を標準化するためのガイドライン作成、AWS 基盤の設計書および構築手順書のレビュー、システムリリース後の運用改善と、クラウド導入のライフサイクルに沿って一気通貫でご支援しています。

前職では、毎年の IT インフラ予算削減や技術のアウトソースなど、オンプレミスエンジニアの限界を感じていました。AWS は、クラウドにより IT の在り方を大きく変える可能性を秘めており、新しいことにチャレンジできる環境がありました。オンプレミスからクラウドへ、自身のスキル転換のチャンスでした。

AWS のアドバイザリーコンサルタントは、単に AWS 技術に精通しているだけでなく、お客様のビジネス変革をご支援できる存在でありたいと考えています。クラウド導入に際し、既存のリソースをどう活用していくかは、お客様が共通で抱える悩みです。クラウド時代の IT 組織の在り方や IT エンジニアのスキル転換といった、人財視点でのクラウド導入をご支援できるコンサルタントとして活躍できればと考えています。

クラウド時代の企業 IT の在り方を追求し、お客様と共にクラウドジャーニーを歩んでいく、アドバイザリーコンサルタントという仕事も AWS の魅力のひとつとして興味を持っていただけましたら幸いです。