ポジション名:ソリューションアーキテクト( Internet Media )
社歴:約 1 年半( インタビュー当時 )

ソリューションアーキテクトとして、インターネットメディア事業を展開されるお客様 ( DNB-IM ) を技術面でご支援しています。DNB-IM のお客様は高い技術力によって、動画や EC、アドテクやゲーム、SNS から金融に至るまでさまざまな事業ドメインを展開されています。B2C サービスが多く、非常に大きなトラフィックが発生する難度の高いアーキテクチャが多いのも特徴です。そのため、課題解決のためには技術的に深くディスカッションし、その本質的な原因を取り除く必要があります。AWS に関する情報提供はもちろん、時にはアプリケーションの実装に言及させて頂くことや、スキルの拡充が必要であれば AWS の領域に限らない技術トレーニングをご提供することもあります。AWS の人間ではあるのですが、エンジニアとしてお客様のチームメンバーだったら、どのような選択が可能かを意識するように心がけています。
始業後のルーティンとして AWS のサービスアップデートを確認しています。その後所属チームのサービスアップデート読み会があるので、そこで DNB-IM のお客様にご案内する内容をピックアップします。午後はお客様のお打ち合わせが中心になるので、午前中にお客様へのご支援準備やご案内に必要な技術調査を行います。就業前にはその日の振り返りを行い、ToDo をリストとして整理しています。
AWS に入社する前は Web 系の企業にて、ソーシャルゲームや音楽配信、動画配信などの複数の新規事業に創業期から携わり、サーバーサイドの開発と運用に従事してきました。サーバーサイドアプリケーションの実装はもとより、プログラミング言語やインフラストラクチャの技術選定、クラウドネイティブなアーキテクチャ設計とその構築や管理を経験することができました。これらの経験のおかげで、時にはお客様のアプリケーションの実装や開発/リリースの一連のフローまで踏み込んで考慮し、課題の本質や別の課題、副次的な効果を見つけ出すことができています。また、自身の経験から実体験としてご紹介できる成功/失敗した選択は実例としてお役立て頂けると考えています。
ソフトウェアエンジニアとしてはその時々で 1 つの事業に集中して取り組んできましたが、現在はお客様の複数の事業を同時に支援しています。並列で仕事を進める中でさまざまな事業やその技術に携わり、またより効果的なご支援のために AWS の他のロールやファンクションの方々と関わり、新しい知見に触れることができます。加えてAWS のイノベーションの速さを実体験できる部分も魅力です。DNB-IM のお客様は新しい技術を導入することに非常に意欲的であるため、お客様をご支援する中で私自身も最先端技術に触れ、実際の導入事例を一緒に作ることができます。
AWS は日々アップデートされるサービスや最先端の技術だけでなく、そのエキスパートの知見に触れることができます。また、仕事の上で重要な行動指針を表す Our Leadership Principles ( OLP ) を実践できる場です。長期的な計画ではないですが、まずはこのような環境でハードスキルとソフトスキルの両面で学びを深めていきたいです。DNB-IM のお客様はビジネスも技術も変化のサイクルが早く、自身のインプットの継続が、そのサイクルに寄り添いながらより深いご支援を提供する、というアウトプットにつながるのではと考えています。自己研鑽とお客様のビジネス/技術の発展が循環するような状態を実現できればと思います。

ポジション名:ソリューションアーキテクト( Game )
社歴:約 2 年半( インタビュー当時 )

ゲーム会社を担当しているソリューションアーキテクトはゲーム業界における技術的な課題を解決し、お客様にゲーム開発に集中するための環境づくりや、これまでにない革新的なゲームを生み出すために支援しています。具体的にはバックエンドを中心にアーキテクチャをお客様と一緒にディスカッションしたり、ボトルネックになる部分のレビューを行ったり、運用におけるコスト最適化のソリューションを助言するなど、AWS に関する技術提供だけではない面も仕事の範囲になります。他にもゲーム開発者に向けたイベントでの登壇や技術的なコンテンツ発信も重要な仕事の一つです。

AWS Japan はフルフレックスなので、始業終業に決まりはありませんが、私は 9 時から仕事を開始して 18 時に終業することが多いです。基本的に一日の内訳はお客様との MTG を中心に、MTG のための資料作成や情報の整理に時間を割いています。また、お客様に情報を提供するための技術検証も必要になってくるため自主学習はかかせません。AWS のサービスや機能は日々アップデートされているので、更新がないか常にチェックしています。

ゲーム開発における技術のスキルは当然必須ですが、ゲーム業界のトレンドのキャッチアップやゲームを開発する際のペインポイントを的確にお客様とコミュニケーションするスキルが求められます。ソリューションアーキテクトはエンジニアではあるものの、AWS のサービスや機能が何を解決するのかを的確に伝えることが求められるので、コミュニケーションスキルは非常に重要です。

ゲーム業界のお客様のシステムやアーキテクチャは千差万別です。私はゲームの特性に合わせたアーキテクチャを考えるのが好きで、表には見えない仕組みをお客様と一緒に DiveDeep して課題を解決していく部分にやりがいを感じています。ゲーム業界で課題を抱えられているお客様が多く、それらの課題を技術で解決出来た時の達成感は AWS で仕事をするモチベーションに繋がっています。

私が担当しているゲーム業界はIT業界の中でも最先端の業界です。AWS の中でもそれは変わらず、ゲーム業界から他の業種へ転換されている技術は多く存在します。私はこれからのテクノロジーの最先端にいるゲーム業界の皆さんと一緒に、時には回り道をしながら、IT 業界の先人として草分け的な存在になっていきたいと考えています。

ポジション名:ソリューションアーキテクト( ISV / SaaS )
社歴:約 2 年程( インタビュー当時 )

私の仕事は、ソリューションアーキテクトとして、ISV 企業や SaaS 事業者の方々に対して、技術的な支援をしています。具体的には、お客様のサービスのアーキテクチャの中で、お客様が課題に感じているところについて、解決策を考え、お客様のサービスをより良いものにしていくための支援などがあります。その他にも、技術的な考え方や AWS のサービスを広く知ってもらうための活動として、イベントへの登壇や Blog の執筆なども実施しています。実際に、私たちのチームでは、毎月1回 お客様向けにイベントを実施しています。そこで私は、登壇だけでなく、営業やマーケティングのチームと一緒に、イベント運営から携わっています。

始業後、まずはメールや Slack のチェック、AWS のサービスアップデートのキャッチアップをしています。その後、お客様との打ち合わせがあるので、そのための準備を行い、打ち合わせに臨んでいます。空いた時間は、明日以降のお客様との打ち合わせの準備や登壇資料の作成を実施していたりしています。1 日の最後には、チームでの勉強会や発表会などの予定が入ることが多いので、チームメンバーのアウトプットから、自分も学習を行っています。
前職は、バックエンドエンジニアとして、Web 系の企業に勤めていました。その際には、AWS ユーザーとして、サーバーレスやコンテナを使ったアプリケーションの設計、開発、運用保守などを行っていました。そこでの経験のおかげで、一開発者としてのアドバイスを行うことができたり、背景を考慮した提案を実施することができています。また一つの事例として、過去の実体験をお伝えすることができるので、どういう経緯で判断したのか、その結果、成功したのか、失敗したのかをお伝えすることができ、少しでもお客様の役に立っていると考えると、過去の経験があり、嬉しく思います。
一番のやりがいとして、色んなお客様の様々な状況に一緒に取り組むことができることです。例えば、新規ビジネスを検討している段階から、ご相談をいただく場合があります。お客様と一緒にビジネスを作り上げていける楽しみや、自分の頑張りでお客様のビジネスに良い影響を与えることが、非常に嬉しく、やりがいにつながっていきます。また、社内には様々な領域のスペシャリストが存在しており、その方々と一緒に仕事をすることで、エンジニアとして勉強させてもらうことが多く、非常に魅了的で、貴重な経験だと思っています。
AWS に入社したことで、今まで触れてこなかった技術領域に触れる機会が、とても多くなりました。また、スペシャリストの方々の知見に触れることで、自分の足りてない部分に気づくことが多くありました。そのため、この環境下の中で、もっとエンジニアのスキルを磨いていきたいと思っています。そうすることで、担当しているお客様に、より大きな影響を与えるエンジニアとなり、信頼されるソリューションアーキテクトになりたいと思っています。