ポジション名:ソリューションアーキテクト、エンタープライズ
社歴:約 3 年半( インタビュー当時 )

放送局や広告代理店などメディア企業のお客様を担当するソリューションアーキテクトです。営業とペアでお客様を担当し、サービスのご紹介やハンズオン、アーキテクチャの設計など技術的な支援をしています。個別の案件の支援だけでなく、お客様のミッションや課題を理解しビジネスパートナーとしてお客様の事業に関わるご提案も行います。またメディア業界向けに映像コンテンツ制作に関わるサービスについてイベントでの講演やブログ執筆など情報発信も行っています。
まずメールや Slack をチェックし、お客様からの問い合わせを確認します。そしてお客様へのヒアリングや提案の準備を行います。具体的には案件のフェーズに合わせてお客様の課題を整理する資料を作成したり、イメージを具体化するためのデモ環境を構築したりします。案件は営業と連携して進めるため社内ミーティングで意識合わせを行い、必要に応じてスペシャリストや事業開発へ協力を依頼します。お客様とミーティングを実施し、その後タスクを整理してネクストアクションを考えます。お客様とのミーティングを軸にして準備の時間を割り当てています。
前職はネットワーク機器ベンダーでプリセールスエンジニアをやっていました。営業と協力してお客様を分析し戦略的な提案活動を行った経験は今も活きていると感じます。案件を断片的に見るのではなく点と点を繋げて大きくしていくことが求められます。また AWS サービスの情報発信においては、サービスのメッセージングを理解した上で日本の状況に照らし合わせてわかりやすく伝えるスキルが必要です。どういったユースケースがあるか、現場の課題解決に繋がりそうかを意識してお客様と会話しています。
素晴らしいチームメンバーと仕事ができることがやりがいに繋がっています。ソリューションアーキテクトの役割は営業と共にお客様の課題に向き合い、それをどういった技術で解決できるかを考えることです。しかし案件によって触れる技術領域は様々で幅広く、一人でできることは限られています。そこで営業と日々試行錯誤するのはもちろんのこと、重要な案件はスペシャリストや事業開発、マネージャーの協力を得てチームで取り組みます。それにより案件を加速することができ、チームメンバーから技術や業界知識、案件の進め方を学ぶことができます。案件が成功した時にはチームで喜ぶことができます。
AWS に入社する前の技術領域はネットワーク関連のみと限定的でしたが、今は業務を通じてメディア技術やデータ分析など知識の幅が広がりキャリアの選択肢が広がったと感じています。AWS には様々なポジションがあるため、今後はメディア技術への理解をさらに深めつつ、キャリアチェンジに挑戦することも視野に入れています。