環境レイヤー

環境レイヤーは、立地の選択、建設、運用・維持に至るまで、環境に固有の要因について考慮されています。AWS は、洪水、異常気象、地震といった環境的なリスクを軽減するために慎重にデータセンターの設置場所を選択しています。環境レイヤー内に配置されているセキュリティ対策の詳細は、下記よりご確認ください。

環境レイヤー

不測の事態への備え

AWS は、自然災害や火災など、環境上の脅威の可能性に対して事前の対策を講じています。当社データセンターを保護する 2 つの方法として、自動センサーと応答装置を設置しています。漏水検知デバイスは、自動ポンプを作動させて漏水を除去し、損害を防止して、従業員に問題を知らせることができます。同様に、自動火災検知および消火装置は危険を軽減し、AWS の従業員と消防士に問題を知らせることができます。

複数のアベイラビリティーゾーンによる高可用性

事実上他のすべてのテクノロジーインフラストラクチャープロバイダと異なる点として、各 AWS リージョンには複数のアベイラビリティーゾーンが存在しています。各アベイラビリティーゾーンは 1 つ以上の相互に独立したデータセンターで構成されます。各データセンター間は物理的に離れており、冗長性のある電源とネットワーキングを備えています。アプリケーションの高い可用性やパフォーマンスが重要なお客様は、同じリージョンの複数のアベイラビリティーゾーン間でアプリケーションをデプロイして、耐障害性や低レイテンシーを実現できます。アベイラビリティーゾーンは高速なプライベート光ファイバーネットワーキングで相互に接続されているため、アプリケーションがアベイラビリティーゾーン間で中断なく自動的にフェイルオーバーできるようなアーキテクチャを簡単に設計できます。

途絶のシミュレーションと反応の測定

AWS ビジネス継続性プランは、自然災害による混乱の回避および軽減方法を示すオペレーションプロセスガイドであり、イベントが起こる前、イベントの最中、およびイベント後の詳しい対処ステップを定めるものです。不測の事態に備え、影響を軽減するために、AWS は定期的にビジネス継続性プランをテストし、さまざまなシナリオをシミュレートする演習を実施しています。チームとプロセスの対応を文書化し、学習した成果と、反応率を高めるために必要と思われる是正処置をまとめています。混乱から迅速に立ち直る訓練と準備が整っています。これには、エラーに伴うダウンタイムを最小限に抑えるための秩序を保った復旧プロセスなどが含まれます。

AWS クラウドでのグリーン化の促進

環境リスクに対処するほかに、データセンターの設計は、持続可能性も考慮されています。AWS は、100% の再生可能エネルギーを使用することを長期的な取り組みとしています。企業はオンプレミスインフラストラクチャーから AWS クラウドに移行することで、AWS データセンターの環境上のスケールメリットを活かし、通常、炭素放出を 88% 減らすことができます。企業は、AWS クラウドに移行することで、自社のデータセンターを使用した場合と比較して、通常、サーバー数が 77% 減り、電力が 84% 減少します。また、ソーラーパワーと風力の組み合わせでクリーン度が 28% 向上します。持続可能性の取り組みの詳細と進捗状況については、aws.amazon.com/about-aws/sustainability を参照してください。