インフラストラクチャー・レイヤー

インフラストラクチャー・レイヤーには、データセンターの建屋、各種機械、およびそれらの運用に係るシステムが存在します。バックアップ電源装置、HVAC システム、消火機器などのコンポーネントは、すべてインフラストラクチャレイヤーの一部です。これらのデバイスとシステムは、サーバーに役立ち、最終的にはデータを保護するのに役立ちます。下にスクロールして、データセンターのインフラストラクチャレイヤーにデプロイするセキュリティ措置の種類の詳細をご覧ください。

インフラストラクチャー・レイヤー

レイヤーごとのアクセスレビュー

他のレイヤーと同じように、インフラストラクチャレイヤーへのアクセスは、ビジネスニーズに基づいて制限されています。レイヤーごとのアクセス確認が実装され、各レイヤーに立ち入る権限については、デフォルトでは付与されません。特定のレイヤーに立ち入る具体的なニーズがある場合のみ、そのレイヤーへの限定したアクセスが許可されます。

装置の保守点検は日常オペレーションの一環

AWS チームは、マシン、ネットワーク、およびバックアップ装置に対する診断を実行し、常時および緊急時における正常な稼働を確実なものとしています。データセンターの装置およびユーティリティに対する日常保守点検は、日常オペレーションの一環です。

緊急時に備えたバックアップ装置

水道、電気、通信、インターネット接続は、冗長性を持つよう設計されており、緊急時にもオペレーションを継続できます。電気系統は完全な冗長設計になっているため、停電の際は無停電電源装置から特定の機能に電力が供給され、発電機から施設全体に非常用電力が供給されます。チームおよびシステムは、温度と湿度をモニタリングして制御することで、過熱を防止し、サービス停止の発生を抑制します。