AWS IoT Events

IoT センサーやアプリケーションで発生したイベントを容易に検出し対応する

AWS IoT Events は、IoT センサーやアプリケーションで発生したイベントを容易に検出し対応できるようにする、完全マネージド型の IoT サービスです。イベントとは、予測よりも複雑な状況、たとえばベルトがつまって機器に異変が生じたり、照明や防犯カメラを作動させる動作信号を使用している、接続済みの動作検知器に異変が生じたりするといった状況を、識別しているデータパターンのことです。AWS IoT Events が導入されるまで、イベントを検出するには、費用のかかるカスタムアプリケーションを構築してデータを収集し、判定ロジックを適用してイベントを検出してから、さらに別のアプリケーションでイベントに対する対応をトリガーすることが必要でした。AWS IoT Events を使うことで、冷蔵庫の温度、呼吸機器の湿度、モーターのベルト速度といった、さまざまなテレメトリデータを送信する何千もの IoT センサーや何百もの設備管理アプリケーションから、イベントを簡単に検出できます。ユーザーは、取り込みたい関連のデータソースを選択し、単純な if-then-else 文を使って各イベントのロジックを定義して、イベント発生時にトリガーさせるアラートまたはカスタムアクションを選択するだけで済みます。AWS IoT Events は、複数の IoT センサーやアプリケーションのデータを継続的に監視し、AWS IoT Core や AWS IoT Analytics といった他のサービスと統合してイベントの早期検出と固有の分析を可能にします。AWS IoT Events は、ユーザーが定義したロジックに基づき、イベントに反応してアラートとアクションを自動的にトリガーします。これにより、問題の早期解決、メンテナンスコストの削減、オペレーション効率の向上につながります。

利点

オペレーションデータの取り込みが容易

AWS IoT Events を使えば、テレメトリデータの複数のソースをすぐに診断し、プロセス、機器、または製品の状況をすばやく検出し、メンテナンススケジュールを設定し、サポートチームにアラームやアラートを送信して、ダメージが深刻化する前に不具合が発生している機器を運転停止するなどのアクションをトリガーできます。AWS IoT Events を使うと、たとえば、冷凍庫が故障したときに、食品が腐敗する前に技術者に通知する、食品腐敗の通知サービスシステムを簡単に構築できます。冷凍庫の温度が事前定義された温度範囲を越え、湿度が上昇すると、技術者に通知されるため、冷凍庫のドアが正しく閉められていないことを発見できます。イベントを早期に発見することで、食品の腐敗や無駄を防ぎ、何千ドルもの収入が減少する可能性を回避できます。

さまざまなアクションをトリガー

AWS IoT Events では、ベルトの速度、モーターの電圧、アンペア、騒音レベルなど、テレメトリデータのさまざまなソースを組み合せ、条件付きロジックを定義してこれらのデータに適用することで、機器やプロセスに関する十分なインサイトを得ることができます。このような可視化は、モーターがつまるなどのイベントを、より詳しく理解する助けとなります。また、機器を深刻なリスクにさらす前に、メッセージを送信してモーターを停止させるなど、事前構築したアクションを選択しトリガーすることも可能です。

ルールの構築が容易

重大イベントを識別するセンサー属性 (温度や圧力など) を評価するためのイベントロジックは、単純な if-then-else 文で簡単に記述できます。これらの属性は、 AWS IoT Events の自動アラートや事前定義された対応をトリガーします。たとえば、アームの位置がずれた溶接ロボットに関するイベントを特定したりすることが可能です。AWS IoT Events がインシデントを検出すると、アラートが自動的に出され、生産ラインを停止させるなど適切な対応が実行されます。

仕組み

AWS IoT Events の仕組み

ユースケース

製造

製造メーカーは、多数の個別のセンサーを備えたさまざまな機器を管理しています。センサーの数や規模によっては、機器の変化によって生産物の品質が下がるなど、オペレーション上の重大イベントの検出が困難になることがあります。AWS IoT Events は、ベルトの速度、モーターの電圧、アンペア、騒音レベルといったテレメトリデータを監視することにより、システム全体で簡単かつ高いコスト効率でイベントを検出できます。条件付きロジックを適用すれば、モーターがつまったりデバイスが故障しそうになったことを把握し、効率を最適化し生産品質を向上させるような対応をトリガーすることが可能です。

石油とガス

AWS IoT Events は、油井設備に関連した問題の特定に役立ちます。IoT Events にイベント検知器をセットアップすることで、設備の状態を把握することが可能です。取り込んだテレメトリデータと条件付きロジックを追加することにより、適切な時期に適切な判断を下すことができます。イベント検出サービスは、圧力、レベル、温度の各センサーなど複数のテレメトリソースを組み合せて機器に関する十分な洞察を得ることにより、費用がかさむ設備停止につながる問題 (燃料漏れなど) をすばやく特定します。AWS IoT Events は、取り込んだテレメトリデータを評価し、パターンを認識して、イベントを検出した際に、損失や故障が発生する前に、事前定義されたアクションを実行します。

市販品、消費者向け製品

市販品や消費者向け製品の生産者は、膨大な数の顧客が購入し使用する製品を製造しています。生産者は、さまざまなデバイスを横断してイベントを特定し、問題にすばやく対応して、顧客の信頼を獲得しながら将来の設計ニーズに関する深い洞察を得ることが可能になりました。AWS IoT Events では、お使いのデバイスの各モデルにイベント検知器を定義することが可能です。これを、取り込まれたテレメトリデータや条件付きロジックと組み合せてイベントを定義および検出し、イベントへの対応を定義します。新しいユニットがオンラインになると、AWS IoT Events は、そのデバイスのイベント検知器の新たなインスタンス化を開始します。AWS IoT Events は、そのデバイスモデルを使用している多数の顧客全体に対してイベントの検出を引き続き行い、すばやく対応します。

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AWS IoT Events は、多数の IoT センサーやアプリケーションで発生したイベントを容易に検出し対応できるようにする、マネージド型 IoT サービスです。

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