AWS IoT Things Graph を使用すると、異なるプロトコルを使用する異なるベンダーのデバイスとウェブサービスを接続できるため、IoT アプリケーションを迅速に構築できます。AWS IoT Things Graph では、ビジュアルエディターにより、デバイスとウェブサービスを、フローと呼ばれる一連の手順として結び付けることが可能です。作成したフローは、AWS クラウドで実行するか、AWS IoT Greengrass 対応デバイスにデプロイすることができます。

AWS IoT Things Graph では使用した分に対してのみ支払いが発生し、最低料金やサービス使用義務はありません。AWS クラウドでアプリケーションを実行した場合と AWS Greengrass Core のエッジでアプリケーションを実行した場合では請求方法が異なります。

料金詳細

フローはクラウドとエッジのどちらでも実行できます

AWS クラウドの無料利用枠

5,000 ステップ/月

新規のお客様は利用開始から 12 か月の間、AWS 無料利用枠として、毎月 5,000 ステップまでは無料でご利用いただけます。この使用量を超える分については、公開されている料金で課金されます。

クラウドでのステップの実行

1 ステップあたり 0.000045 USD
1,000 ステップあたり 0.045 USD

クラウドでフローを実行した場合、フローにおいて実行されたステップの数に対して料金が発生します。無料利用枠を超えて実行されたステップが課金対象となります。詳細については、クラウドフローとエッジフローの料金表をご覧ください。

エッジでのデプロイ

1 デプロイあたり 0.0095 USD
1,000 デプロイあたり 9.50 USD

AWS IoT Greengrass デバイスに新規あるいは更新されたフローをデプロイした場合にのみ課金されます。AWS IoT Greengrass デバイス上でのフローの実行には料金が発生しません。1 つの AWS IoT Greengrass デバイスにデプロイされたフローは、1 つのデプロイとして計測されます。詳細については、クラウドフローとエッジフローの料金表をご覧ください。

クラウドフローとエッジフロー: 料金表

リージョン

AWS クラウドでの実行

1,000 ステップあたりの料金

エッジでの実行

1,000 デプロイあたりの料金

米国東部 (バージニア北部)
0.045 USD 9.50 USD
米国西部 (オレゴン) 0.045 USD 9.50 USD
欧州 (アイルランド) 0.045 USD 9.50 USD
アジアパシフィック (シドニー) 0.054 USD 11.40 USD
アジアパシフィック (東京) 0.054 USD 11.40 USD
0.045 USD
0.045 USD
0.045 USD
0.045 USD
0.045 USD
0.045 USD
0.045 USD
0.045 USD
9.50 USD
9.50 USD
9.50 USD
9.50 USD
11.40 USD

追加料金

クラウドでのデプロイ: デバイスが AWS IoT Things Graph との間でやりとりしたメッセージについて別途料金が発生します。使用料金は、AWS IoT Core メッセージング料金に基づいて請求されます(AWS IoT Core の料金ページをご覧ください)。

エッジでのデプロイ: AWS IoT Greengrass の使用には別途料金がかかります。詳細については、AWS IoT Greengrass の料金ページを参照してください。また、IoT Greengrass デバイスが AWS クラウドとやりとりするメッセージについても別途請求されます。これは、AWS IoT Core メッセージング料金に基づいて請求されます。詳細については、AWS IoT Core の料金ページをご覧ください。

料金の例

ここでは、一例として、顔検出アプリケーションの場合にどのように課金されるかについて説明します。アプリケーションフローは、1 つのトリガー (モーションセンサー) および最大 3 つのステップ (カメラ、Amazon Rekognition、スクリーン) で構成されます。モーションセンサーが動きを検知するとフローがトリガーされて (トリガー)、カメラが写真を撮影し、その写真を顔検出のために Amazon Rekognition に送信します (ステップ 1)。Amazon Rekognition がその写真に顔が含まれるかを分析し (ステップ 2)、顔が検出された場合、その写真を表示するためにスクリーンに送信します (ステップ 3)。

AWS IoT Things Graph の料金

AWS IoT Things Graph では、2 つのノードのつながりに対し、編集可能なイベントレベルを自動生成します (上図参照)。これらはステップとしてカウントされません。 

実行したフローの 70% において、Amazon Rekognition が写真内に顔を検出し、カメラ、Rekognition、スクリーンという 3 つのステップがすべて実行されたものとします。実行したフローの 30% においては顔が検出されず、カメラと Amazon Rekognition という 2 つのステップのみで完了したものとします。

この顔検出アプリケーションを、AWS クラウドでのみ実行するか (ステップ単位で課金)、AWS IoT Greengrass 対応デバイスでのみ実行するか (デプロイ単位で課金)、または両方で実行するかを選択できます。それぞれの料金の例は以下のとおりです。

クラウドでデプロイする場合

米国東部 (バージニア北部) リージョンにおけるロケーション 100 か所のアクセスを管理するために、AWS クラウドに 100 個のフローをデプロイします。30 日間にわたり、各ロケーションで毎日 100 回、モーションセンサーによってフローがトリガーされたものとします。この場合、AWS IoT Things Graph の料金は次のようになります。

  • フローの合計実行回数 = 100 フロー * 100回/日 * 30 日 = 300,000 回
  • 有効な実行パスステップ数 = 70% * 300,000 回 * 3 ステップ = 630,000 ステップ
  • 無効な実行パスステップ数 = 30% * 300,000 回 * 2 ステップ = 180,000 ステップ
  • 実行パスステップの合計数 = 630,000 ステップ + 180,000 ステップ = 810,000 ステップ
  • その月のステップ料金の総額 = 810,000 ステップ * 0.000045 USD/ステップ = 36.45 USD

エッジでデプロイする場合

顔検出ワークフローをエッジデバイス全体にデプロイすることもできます。同じく米国東部 (バージニア北部) リージョン内の100 か所のロケーションで、AWS IoT Greengrass を実行する 100 個のエッジゲートウェイに上記フローをデプロイします。AWS IoT Things Graph の料金は、以下のようになります。

  • デプロイの数 = 1 デプロイ/ロケーション * 100 ロケーション = 100 デプロイ
  • デプロイ料金の総額 = 100 デプロイ * 0.0095 USD/デプロイ = 0.95 USD

 

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