Amazon Nimble Studio の料金

視覚効果やアニメーションなど、忠実度の高いデジタルコンテンツを作成するには、アーティストワークステーションは、デジタルコンテンツ作成 (DCC) アプリケーション、高速ストレージ、およびレンダーファーム管理を実行し、スケーラブルなコンピューティングを組み合わせて、最終的な画像をレンダリングする必要があります。Amazon Nimble Studio は、アーティスト (仮想) ワークステーションに関する予測可能な料金を提供し、高速ストレージとレンダーファームインフラストラクチャをデプロイします。お客様には、使用された基盤となる AWS リソースについての料金のみをお支払いいただきます。

Nimble Studio は、使用量に関する事前の確約なしで、オンデマンドのマネージド仮想ワークステーションを提供します。Nimble Studio の仮想ワークステーションの料金は、選択した EC2 インスタンスのサイズ、インスタンスの使用時間、および各インスタンス向けに設定したローカルストレージに基づいています。

以下の表のワークステーションの料金には、表示されている EC2 インスタンス、単一のアベイラビリティーゾーン内のストレージと EC2 インスタンス間のネットワーク、ピクセルストリーミングからディスプレイへのデータ転送 (OUT) について発生するコストを含む NICE DCV が含まれています。時間単位の料金は、最大 60 FPS の 4K 解像度で最大 2 台のモニターへのピクセルストリーミングをカバーします。

ローカルストレージとして EC2 インスタンスにアタッチされた Amazon Elastic Block Storage (EBS) ボリュームについては、プロビジョニングした分の料金のみをお支払いいただきます。EBS gp3 ボリュームタイプのボリュームストレージの料金は、1 か月ごとにプロビジョニングした容量 (GB) で決まり、お客様がそのストレージを解放するまで毎月料金が発生します。 デフォルト設定である永続ストレージの追加ストレージと 1 秒あたりの入出力オペレーション (IOPS) のコストの詳細は、以下の「Amazon EBS の料金」の表に記載されています。非永続ストレージを使用する場合、最大 500 GB が EC2 インスタンスのコストに含まれ、最初の 3,000 IOPS と 125 MB/秒のスループットを利用できます。追加の IOPS とスループットには料金が発生します。 EBS ボリュームの自動バックアップ機能を使用する場合、ストレージの EBS スナップショットのコストが発生します。復元に費用はかからず、アーカイブは利用できません。

Amazon Nimble Studio でスタジオインフラストラクチャを運用する一環として、Amazon FSx for Windows または Lustre などの永続グループストレージ、AWS Thinkbox Deadline などのレンダリングオーケストレーションシステム、およびアクティブディレクトリ (AD) などの ID 管理システムが必要です。 Amazon Nimble Studio で StudioBuilder デプロイのデフォルトを使用する場合、次のインフラストラクチャを備えた新しい仮想プライベートクラウド (VPC) をプロビジョニングします。

• FSx for Windows
• AWS Managed Microsoft AD
• AWS Thinkbox Deadline のリソース

Windows ストリーミングワークステーションを起動する一意のユーザーごとに、Microsoft リモートデスクトップサービス (RDS) サブスクライバーアクセスライセンス (SAL) の料金である 4.19 USD が、ストリーミングセッションの発生月について請求されます。ユーザーは、ストリーミングセッションへの接続に使用される認証タイプとユーザーネームによって一意に識別されます。RDS SAL 料金は、当月にストリーミングセッションを開始した各ユーザーについて全額課金され、按分計算はされません。ユーザーが最初にストリーミングセッションを開始したのが当月の何日であったかは考慮されません。