リファレンスデプロイ

AWS での HashiCorp Nomad

クラスターマネージャーおよびデプロイスケジューラー

このクイックスタートは、Amazon Web Services (AWS) クラウドに HashiCorp Nomad をデプロイします。 Nomad は、可用性の高い、分散型のデータセンター対応クラスターマネージャーおよびスケジューラーです。オンプレミス、クラウドで、アプリケーションのデプロイを支援します。すべての主要オペレーティングシステムで実行する仮想化またはコンテナ化されたアプリケーション、およびスタンドアロンアプリケーションをサポートし、広範なワークロードを処理します。

このクイックスタートは、AWS とのコラボレーションのもと、HashiCorp により開発されたものです。HashiCorp は AWS パートナーです。

  •  構築目標
  • このクイックスタートを使用することで、以下で説明する HashiCorp Nomad 環境 (HashiCorp Consul も含む) を AWS で自動的にセットアップできます。

    • 3 つのアベイラビリティゾーンのパブリックサブネットとプライベートサブネットで構成される、仮想プライベートクラウド (VPC)。これが、HashiCorp Nomad デプロイにおけるネットワークインフラストラクチャとなります。*
    • インターネットへのアクセスを提供するインターネットゲートウェイ。このゲートウェイは Bastion ホストのトラフィックの送受信に使用されます。*
    • パブリックサブネットの NAT ゲートウェイ。HashiCorp Consul および Nomad インスタンスにアウトバウンドのインターネット接続を提供します。*
    • パブリックサブネットの Linux Bastion ホスト。HashiCorp Consul および Nomad インスタンスへのインバウンドのセキュアシェル (SSH) アクセスを許可します。*
    • AWS Identity と Access Management (IAM) インスタンスロール。デプロイプロセスで必要な AWS のサービスへのアクセス許可をきめ細やかに行います。
    • VPC 内のコミュニケーションを可能にし、必要なプロトコルとポートにのみアクセスを制限するセキュリティグループ。
    • プライベートサブネットの、異なる Auto Scaling グループ内にある、ユーザー設定可能な数の HashiCorp Consul サーバーおよびクライアントインスタンス。クライアントノードの数が 0 (デフォルト) に設定されている場合、クイックスタートで Consul クライアントの Auto Scaling グループは作成されません。代わりに、Consul クライアントインスタンスが Nomad クライアントおよびサーバーインスタンスと共存する形となります。
    • プライベートサブネットの、異なる Auto Scaling グループ内にあるユーザー設定可能な数の HashiCorp Nomad クライアントおよびサーバーインスタンス。 

    * 既存の VPC にクイックスタートをデプロイするテンプレートでは、アスタリスクの付いたタスクをスキップして、既存の VPC 設定を使用するように指示します。

    AWS にこのアーキテクチャを構築する上で、クイックスタートは、他の 3 つのリファレンスデプロイを使用および拡張したモジュール構造を実装しています。

  •  デプロイ方法
  • デプロイガイドのステップに従って、このクイックスタートをデプロイします。これにはこれらのステップが含まれます。スタックの起動には、約 35 分かかります。

    1. AWS アカウントにサインインします。アカウントをお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップしてください。
    2. クイックスタートを起動します。(スタックを作成する前に、上部のツールバーから AWS リージョンを選択します。) 以下のいずれかのオプションを選択してください。
    3. SSH エージェントを使用して Nomad にアクセスし、デプロイを検証します。
    4. クイックスタートで提供されるサンプルファイルを使用して、Nomad の使用を開始します。

    デプロイをカスタマイズするには、リソースごとに異なるインスタンスタイプを選択し、Nomad と Consul のサーバーおよびクライアントノードの数を設定します。

    Amazon は、本パートナーソリューションで AWS と協力した AWS パートナーとユーザーデプロイ情報を共有する場合があります。  

  •  コストとライセンス
  • このクイックスタートリファレンスデプロイの実行中に使用した AWS のサービスおよびサードパーティーライセンスのコストは、お客様のご負担となります。クイックスタートを使用しても追加コストは発生しません。

    このクイックスタートの AWS CloudFormation テンプレートには、カスタマイズ可能な設定パラメータが含まれています。インスタンスタイプなどの設定の一部は、デプロイにかかるコストに影響します。料金の見積もりについては、利用する AWS の各サービスの料金ページを参照してください。料金は変更する場合があります。

    ヒント: クイックスタートをデプロイした後、 AWS Cost and Usage Report を作成して、クイックスタートに関連するコストを追跡します。これらのレポートは、お客様のアカウントの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットへの請求メトリクスを提供します。毎月の使用量に基づいてコストを見積もり、月末のデータを集計します。レポートの詳細については、 AWS Cost and Usage Report とは?を参照してください。