Performance Insights では、継続する 7 日間のパフォーマンスデータ履歴を無料で提供します。これは様々な問題のトラブルシューティングを行うのに十分な時間です。Performance Insights の無料利用枠:
- 7 日間分のパフォーマンスデータ履歴
- 1 か月あたり 100 万件のリクエスト
より長期間のパフォーマンスの傾向を分析するために、ローリングパフォーマンスデータの履歴を最大 2 年まで増やすことができます。料金は下記をご覧ください。
プロビジョニングインスタンスの長期保存の現在の料金 (2022 年 6 月 30 日まで)
長期保存は、2 年間のローリングパフォーマンス履歴を提供します。長期保存は有効化された各データベースインスタンスの 1 か月当たりの vCPU ごとに料金が設定されています。料金はお客様のデータベースで使用される RDS インスタンスタイプごとに決まり、リージョンによって異なる場合があります。
プロビジョニングされたインスタンスの新しい柔軟な保存の料金 (2022 年 7 月 1 日以降)
2022 年 7 月 1 日以降、お客様はパフォーマンス履歴の保存期間を 1 か月から 24 か月まで指定することができます。1 か月以上の保存は、プロビジョニングされたインスタンスに対して 1 か月あたり vCPU ごとに料金が発生します。保存期間が長くなると月額料金が高くなり、リージョンによって異なる場合があります
Aurora Serverless v2 インスタンスの追加保存の料金
2022 年 6 月 30 日までは、お客様は Aurora Serverless v2 インスタンスの保存を 24 か月間のみ選択することができます。2022 年 7 月 1 日以降、お客様はパフォーマンス履歴の保存期間を 1 か月から 24 か月まで指定することができます。1 か月以上の保存は、Aurora Serverless v2 インスタンスの 1 か月あたりの Aurora キャパシティーユニット (ACU) ごとに料金が設定されています。保存期間が長くなると月額料金が高くなり、リージョンによって異なる場合があります。
注: AWS は、2022 年 4 月から Aurora Serverless v2 Performance Insights のインスタンス保存を有料化する予定です。
API リクエスト
API 料金の例
次のような例で見てみましょう。DescribeDimensionKeys と GetResourceMetrics という RDS Performance Insights への API 2 件へのコールを行うカスタムダッシュボードを作るとします。ダッシュボードは 5 秒ごとにこれら 2 件の API をコールします。つまり以下のような式になります。
- 2 回の API コール × (30 日 × 24 時間 × 60 分 × 60 秒) ÷ (5 秒) = 1,036,800 API コール。
最初から 100 万回分の API コールは、アカウントごとに無料で、その後、1,000 回ごとに 0.01 USD が課金されます。つまり、この例ではコストは次のように算出されます。
- ((1,036,800 - 1,000,000) / 1,000) * 0.01 = 0.37 USD/月
5 秒ごとにリフレッシュするカスタムダッシュボードで 2 件のインスタンスをモニタリングした場合、コストは次のようになります。
- ((2 * 1,036,800 - 1,000,000) / 1,000) * 0.01 = 10.74 USD/月
料金に関するその他のリソース
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