全般

Q: AWS Transit Gateway はどの AWS リージョンで利用できますか?

A: AWS Transit Gateway は、米国東部 (バージニア)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、アフリカ (ケープタウン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (パリ)、欧州 (ミラノ)、中東 (バーレーン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (北京)、アジアパシフィック (寧夏) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。その他のリージョンも近日サポートされる予定です。

Transit Gateway のリージョン間ピアリングは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (パリ)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、南米 (サンパウロ) の各 AWS リージョンのゲートウェイで利用可能となりました。

Q: どの Amazon VPC が互いにやり取りできるかを制御するにはどうすればよいですか?

A: AWS Transit Gateway で複数のルートテーブルを作成してネットワークを分割し、Amazon VPC と VPN をルートテーブルに関連付けることができます。これにより、AWS Transit Gateway 内に、従来のネットワークにおける仮想ルーティングおよび転送 (VRF) と同様の分離された複数のネットワークを作成できるようになります。AWS Transit Gateway にはデフォルトのルートテーブルが用意されています。複数のルートテーブルの使用は任意です。

Q: AWS Transit Gateway でルーティングはどのように機能しますか?

A: AWS Transit Gateway では、添付された Amazon VPC と VPN 間の動的および静的なルーティングをサポートしています。デフォルトでは、Amazon VPC、VPN、Direct Connect Gateway、およびピアの Transit Gateway はデフォルトのルートテーブルに関連付けられています。追加のルートテーブルを作成し、Amazon VPC、Direct Connect Gateway、VPN をこれに関連付けることができます。

ルートによって、パケットの送信先 IP アドレスに応じて次のホップが決まります。ルートでは、Amazon VPC 接続、VPN 接続、Direct Connect Gateway、またはピアの Transit Gateway を指定できます。

Q: ルートはどのような方法で AWS Transit Gateway に伝播されますか?

A: ルートを AWS Transit Gateway に伝達する方法は 2 つあります。

  1. オンプレミスネットワーク間で伝達されたルート: VPN に接続すると、ルートはボーダーゲートウェイプロトコル (BGP) を使用して AWS Transit Gateway とオンプレミスのルーター間で伝達されます。
  2. Amazon VPC 間で伝播されたルート: ユーザーが Amazon VPC を AWS Transit Gateway にアタッチするか、アタッチされている Amazon VPC のサイズ変更を行うと、Amazon VPC のクラスレスドメイン間ルーティング (CIDR) が内部 API (BGP ではなく) を使用して AWS Transit Gateway のルートテーブルに伝播します。CIDR は、IP アドレスおよび IP ルーティングを割り当てることで、インターネット上のルーターでルーティングテーブルが肥大化するスピードを低減するための方法です。これは、IPv4 アドレスが急激に枯渇するのを防ぐ上でも役立ちます。AWS Transit Gateway ルートテーブルのルートは、Amazon VPC のルートテーブルには伝播されません。Amazon VPC の所有者は、トラフィックを AWS Transit Gateway に送信するには、静的ルートを作成する必要があります。

Transit Gateway 間のリージョン間ピア接続では、ルートの伝播はサポートされません。

Q: CIDR が重複する Amazon VPC に接続することはできますか?

A: AWS Transit Gateway では、CIDR が重複する Amazon VPC 間のルーティングはサポートしていません。新しい Amazon VPC をアタッチする場合に、その VPC の CIDR が既にアタッチされている Amazon VPC と重複する場合、AWS Transit Gateway では、新しい Amazon VPC のルートを AWS Transit Gateway ルートテーブルに伝播しません。

パフォーマンスと制限

Q: AWS Transit Gateway を使用する際に留意する必要があるサービスの制限にはどのようなものがありますか?

A: 以下の表にさまざまなサービスの制限を記載しています。

制限 デフォルト
AWS Transit Gateway アタッチメントの数
5,000
VPN トンネルごとの最大帯域幅* 1.25 Gbps
VPC、Direct Connect Gateway、またはピア Transit Gateway 接続あたりの最大帯域幅 (バースト) 50 Gbps
リージョンおよびアカウントあたりの AWS Transit Gateway の数
5
VPC あたりの AWS Transit Gateway アタッチメントの数
5
ルートの数 10,000
AWS Transit Gateway あたりの Direct Connect Gateway の数 20

*各 VPN 接続には 2 つのトンネルがあり、各トンネルは最大 1.25 Gbps のスループットをサポートします。Equal Cost Multi Path (ECMP) ルーティングを使用し、複数の VPN 接続で複数の VPN トンネルを集約して、より高い VPN 帯域幅を達成できます。

セキュリティとコンプライアンス

Q: AWS Transit Gateway はどのコンプライアンスプログラムに従っていますか?

A: AWS Transit Gateway は、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) からコンプライアンスを継承しており、PCI DSS レベル 1、ISO 9001、ISO 27001、ISO 27017、ISO 27018、SOC 1、SOC 2、SOC 3、FedRAMP Moderate、FedRAMP High、HIPAA 適合基準を満たしています。

詳細については、コンプライアンスのページを参照してください。

機能の相互運用性

Q: AWS Transit Gateway では IPv6 をサポートしていますか?

A: はい。AWS Transit Gateway では、Amazon VPC の IPv6 CIDR へのアタッチをサポートしています。

Q: 初回のリリースでサポートされない Amazon VPC の機能はどれですか?

A: Amazon VPC でのセキュリティグループの参照は、リリース時にはサポートされません。スポーク型の Amazon VPC では、同一の AWS Transit Gateway に接続されている他のスポーク内のセキュリティグループは参照できません。

Q: 別のアカウントで AWS Transit Gateway を Direct Connect Gateway に関連付けることはできますか?

A: はい。AWS Transit Gateway を異なる AWS アカウントの AWS Direct Connect Gateway に関連付けることができます。AWS Transit Gateway の所有者のみが Direct Connect Gateway への関連付けを作成できます。Resource Access Manager を使用して AWS Transit Gateway を Direct Connect Gateway に関連付けることはできません。詳細については、Direct Connect に関するよくある質問の AWS Transit Gateway サポートセクションを参照してください。

Q: Transit Gateway を Direct Connect Gateway に関連付けたいのですが、Direct Connect Gateway と Transit Gateway に同じ自律システム番号 (ASN) を使用できますか?

A: いいえ。Transit Gateway と Direct Connect Gateway に同じ ASN を使用することはできません。

Q: マルチキャストトラフィックをルーティングするためにどのアタッチメントタイプを使用できますか?

A: VPC アタッチメント内および VPC アタッチメント間のマルチキャストトラフィックを Transit Gateway にルーティングできます。マルチキャストルーティングは、AWS Direct Connect、AWS サイト間の VPN、およびピア接続のアタッチメントではサポートされていません。

ネットワークマネージャー

Q: AWS Transit Gateway network manager とは何ですか?

A: AWS Transit Gateway network manager は AWS Transit Gateway の機能の 1 つです。ネットワークリソースおよびリモートのブランチロケーションへの接続を集中的に管理および監視します。

Q: AWS Transit Gateway network manager はどのように設定しますか?

A: Transit Gateway network manager を設定して管理するには、以下の手順を使用してください。

  • 新しい「グローバルネットワーク」 (最初は空のオブジェクト) を作成します。
  • 任意の AWS リージョンから AWS Transit Gateway を登録します。
  • オンプレミスリソースの追加: オンプレミスのデバイス、サイト、リンクおよび関連付けられているサイト間 VPN 接続に関する情報を入力します。
  • グローバルネットワークの監視: ネットワークマネージャーによる可視化、イベント、メトリクスを利用します。

Q: どの AWS パートナーが AWS Transit Gateway network manager をサポートしていますか?

A: 現在、Cisco、Aruba、Silver Peak、および Aviatrix が AWS Transit Gateway network manager をサポートしています。ネットワークマネージャーとこれらのパートナーの SD-WAN ソリューションを統合することにより、ブランチとクラウドの接続の自動化が可能になり、グローバルネットワークのエンドツーエンドの監視を単一のダッシュボードから行えます。

Q: グローバルネットワークとは何ですか?

A: 「グローバルネットワーク」とは、AWS 内のユーザーのプライベートグローバルネットワークを表す AWS Transit Gateway network manager のオブジェクトです。これには AWS Transit Gateway のハブ、そのアタッチメント、およびオンプレミスのデバイス、サイト、リンクが含まれます。

Q: AWS Transit Gateway を登録するときに、どのリソースが自動的にグローバルネットワークに含められますか?

A: 登録された AWS Transit Gateway について、すべてのアタッチメントが自動的に含められます。アタッチメントには、VPC、VPN、Direct Connect Gateway、および AWS Transit Gateway-AWS Transit Gateway ピア接続が含まれます。

topology

Q: 自分のグローバルネットワーク内のリソースと接続をどのようにして可視化できますか?

A: AWS Transit Gateway network manager のダッシュボードに、すべての AWS リージョンおよびオンプレミスでご利用の AWS Transit Gateway が表示されます。ネットワークリソースおよび接続の論理的ビューと地理的ビューが、ネットワークステータスと共に表示されます。

gorgraphic

Q: AWS Transit Gateway network manager はグローバルネットワークの監視にどのように役立ちますか?

A: AWS Transit Gateway network manager のダッシュボードには、入出力バイト数、入出力パケット数、ドロップされたパケット数などのイベントとメトリクスも表示されます。接続ステータスは、グローバルネットワークのトポロジービューおよび地理的ビューに埋め込まれています。AWS Transit Gateway network manager は、AWS CloudWatch を通じて、グローバルネットワークに関するリアルタイムのネットワークイベントとメトリクスも提供します。これらのイベント、メトリクス、可視化によりネットワークを監視し、必要に応じてアクションを取ることができます。

dashboard overview

Q: AWS Transit Gateway network manager ではどのようなメトリクスを使用できますか?

A: AWS Transit Gateway ネットワークマネージャーのダッシュボードから、Transit Gateway の可用性および入出力バイト数、入出力パケット数、ドロップされたパケット数などのパフォーマンスメトリクスを表示できます。オンプレミスのデバイスおよびリンクについて、AWS のサイト間 VPN のアップ/ダウンメトリクスも表示できます。

Q: AWS Transit Gateway network manager ではどのようなネットワークイベントを使用できますか?

A: AWS Transit Gateway network manager は、ネットワークトポロジーの変更、ルーティングの更新、接続ステータスの更新に関する組み込みのイベント通知を提供します。これらのイベントは CloudWatch Events を通じて配信されます。

Q: AWS パートナーはどのように AWS Transit Gateway network manager をサポートしますか?

A: SD-WAN プロバイダーは、AWS Transit Gateway network manager との統合を提供します。ネットワークマネージャーとプロバイダーの SD-WAN ソリューションを統合することにより、ブランチとクラウドの接続の自動化が可能になり、グローバルネットワークのエンドツーエンドの監視を単一の画面 (ネットワークマネージャーのダッシュボード) から行えます。

Q: パートナーの SD-WAN デバイスを使用して自動的に接続するにはどうすればよいですか?

A: パートナーの SD-WAN ソリューションでは、ユーザーの代わりに AWS アプリケーションプログラミングインターフェイス (API) を使用して自動的にブランチデバイスを登録し、VPN 接続を作成した後、VPN 構成をブランチデバイスに適用して接続を確立します。

Q: Route Analyzer とは何ですか?

A: Route Analyzer は AWS Transit Gateway network manager の機能の 1 つです。グローバルネットワーク全体の Transit Gateways のルーティング構成を確認する際に役立ちます。

Q: Route Analyzer はデータパケットを送信してルートを分析しますか?

A: いいえ。Route Analyzer はデータパケットを送信しませんが、指定された送信元と送信先の間で関連する Transit Gateway ルートテーブル構成を確認します。

Q: 既存の Transit Gateway で Route Analyzer を使用できますか?

A: はい。Transit Gateway がグローバルネットワークに登録されている場合は使用できます。送信先へのパス上に複数の Transit Gateway がある場合、それらすべてをグローバルネットワークに登録する必要があります。

Q: Route Analyzer を使用して VPC ルートテーブルのルートを分析できますか?

A: いいえ。Route Analyzer は Transit Gateway ルートテーブルのみを検証します。VPC ルートテーブルとカスタマーゲートウェイデバイスは分析の一部ではありません。

Q: Route Analyzer を使用して、VPC のセキュリティグループルールとネットワーク ACL ルールを分析できますか?

A: いいえ。Route Analyzer は Transit Gateway ルートテーブルのみを検証します。セキュリティグループルールとネットワーク ACL ルールは分析の一部ではありません。

Q: ミドルボックスアプライアンスを Transit Gateway に接続しています。この機能はこのタイプのネットワークアーキテクチャで機能しますか?

A: はい。この機能は、Transit Gateway に設定されたミドルボックスアプライアンスアーキテクチャで使用できます。分析を実行すると、Route Analyzer は、送信元と送信先の間にミドルボックスアプライアンスがあるかどうかを確認するように求めます。

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