投稿日: Mar 28, 2018
オンプレミス環境から AWS GovCloud (米国)、または AWS GovCloud (米国) 環境にあるデータのマイグレーション、保存、アクセスのために、 AWS Storage Gateway を使用できるようになります。Storage Gateway でアプリケーションが AWS ストレージへ接続されるため、ユーザーはデータのマイグレーション、プロセスおよび分析、ファイルサービス、バックアップ、災害対策などに、ハイブリッドのクラウドアーキテクチャを使用できるようになります。 Storage Gateway を使用することで、これまでのようにストレージやバックアップハードウェアの購入から、AWS ストレージサービスの使用へと移行できます。こうした移行により物理的インフラストラクチャや管理を軽減できます。
Storage Gateway サービスで 3 種類のゲートウェイを提供します。ファイルゲートウェイは Amazon S3 にオブジェクトとしてファイルを保存できるようにするとともに、標準のファイルプロトコルまたは S3 API を介して、これらへアクセスできるようにします。ボリュームゲートウェイは EBS スナップショットまたはオンライン階層ボリュームとして AWS 上に自動的に格納されるブロックボリュームを提供します。テープゲートウェイはバックアップアプリケーションが Amazon Glacier および S3 としてデータを保存するために使用できる仮想テープライブラリ (VTL) として機能します。いずれのゲートウェイタイプでも AWS へのデータ転送を保護、最適化し、Amazon CloudWatch といった他の AWS サービスともネイティブに統合します。
本サービスを使用するには、ソフトウェアアプリケーションを vSphere、Hyper-V または Amazon EC2 にデプロイし、ファイル (NFS)、ブロック (iSCSI) およびテープ (iSCSI-VTL) の各種プロトコルを使ってアプリケーションに接続します。 アプリケーションには低レイテンシーのデータアクセスを可能にするローカルキャッシュが含まれます。
AWS GovCloud (米国) リージョンに加え、Storage Gateway は世界の 16 のリージョンでも使用できます。AWS Storage Gateway 詳細および価格ページにてさらに詳しい情報をご覧いただけます。