投稿日: Jul 9, 2018

Amazon ECR (Elastic Container Registry) は、AMER、EMEA、APAC での PCI コンプライアンス基準に準拠しました。中国での ECR PCI DSS コンプライアンスは承認待ちです。ECR を使用して、PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) コンプライアンスに準拠した Docker コンテナイメージを保存、管理、デプロイすることができるようになりました。Amazon ECR に加えて、Amazon ECS (Elastic Container Service) は、すでに AMER、EMEA、APAC での PCI コンプライアンス基準に準拠しています。

PCI DSS は PCI Security Standards Council が管理する機密情報セキュリティ標準で、販売店、処理業者、取得者、発行者、およびサービスプロバイダーを含む、カード所有者のデータおよび/または機密性の高い認証データを保存、処理、または転送するすべての組織に適用されます。

Amazon ECR は、フルマネージド型の Docker コンテナレジストリです。このレジストリを使うと、開発者は Docker コンテナイメージを簡単に保存、管理、デプロイできます。Amazon ECR は Amazon Elastic Container Service (ECS) に統合されているため、開発から本番までのワークフローを簡略化できます。Amazon ECR を使用すると、自前のコンテナリポジトリの運用や、基盤となるインフラストラクチャのスケーリングの検討は不要になります。Amazon ECR はセキュアで非常に可用性が高くスケーラブルなアーキテクチャでイメージをホストするため、コンテナをアプリケーションに確実にデプロイすることが可能です。詳細については、Amazon ECR 製品ページを参照してください。

AWS ECR が利用できる AWS リージョンの詳しいリストについては、AWS グローバルリージョンテーブルをご覧ください。

PCI DSS 証明書の詳細については、PCI DSS コンプライアンスサイトをご覧ください。