投稿日: Oct 16, 2018

AWS でクラウドリソースを整理し、管理し、プロビジョニングする AWS Service Catalog が、AWS CodePipeline のサポートを開始しました。AWS CodePipeline は完全マネージド型の継続的デリバリー (CD) サービスで、パイプラインのリリースを自動化して、素早く確実性のあるアップデートを実現します。現在、AWS Service Catalog では継続的デリバリーの手法を利用して、製品のバージョンの公開およびアップデートを行うことができます。CodePipeline のパイプラインを、AWS CodeCommit や Amazon S3、あるいは GitHub でのコードのアップデートに基づき、自動的にトリガーするよう設定することも可能です。

AWS Service Catalog の製品は AWS CloudFormation テンプレートに、メタデータとともにマッピングされますが、これにより起動時の制御とガバナンスが提供されます。以前は、テンプレート作成者が Service Catalog で製品やテンプレートのアップデートを公開する場合、簡単で自動化された安全な方法は存在しませんでした。作成者はすべてのアップデートにおいて、組織内で Service Catalog 管理者を関与させる必要がありました。今後は、AWS CodePipeline が Service Catalog 管理者の役割を担い、Service Catalog にアップデートを公開する前に必要な事前承認やテストを実行できます。

AWS Service Catalog での AWS CodePipeline の使用に関する詳細は、こちらでドキュメントをご覧ください。この機能は、CodePipeline と Service Catalog を利用できるすべてのリージョンで利用可能です。CodePipeline と Service Catalog の利用が可能な AWS リージョンの全リストについては、リージョン表をご覧ください。