投稿日: Nov 20, 2019

AWS Storage Gateway は、テープゲートウェイの AWS からのデータの読み取り、ファイルゲートウェイのデータの読み取りとディレクトリのリストのパフォーマンスを向上させ、これらのゲートウェイを通じて管理されるデータへのアクセスを高速化します。 

テープゲートウェイを使用すると、バックアップワークフローを変更せずに、オンプレミスの物理テープの使用から AWS の仮想テープに切り替えることができるため、すべての主要なバックアップアプリケーションをサポートします。この起動により、オンプレミスゲートウェイは、AWS の仮想テープライブラリ内のテープを以前の 3 倍、最大 2 Gbps で読み取ることができ、AWS からテープを回復する時間をさらに短縮できます。

ファイルゲートウェイは、オンプレミスのアプリケーションに、事実上無制限のクラウドストレージへのファイルベースのキャッシュアクセスを提供します。このリリースでは、ゲートウェイのローカルキャッシュから最大 4.8 Gbps の速度でファイルを読み取り、AWS から最大 0.8 Gbps のファイルを読み取り、キャッシュまたは AWS に保存されたデータへのアクセスを高速化できます。さらに、ネットワークファイルシステム (NFS) またはサーバーメッセージブロック (SMB) のユーザーおよびアプリケーションがファイルメタデータにすばやくアクセスできるように、ディレクトリを以前より 4 倍速くリストできるようになりました。

Storage Gateway は、AWS GovCloud (米国西部) および中国 (北京) を含む 20 の AWS リージョンで利用可能です。ゲートウェイのパフォーマンスを最適化するために、スループット、キャッシュ使用率、アクセスパターンを継続的に監視し、それに応じてストレージ、コンピューティング、またはネットワークリソースを調整できます。利用を開始するには、AWS Storage Gateway ユーザーガイドのステップバイステップの手順を参照してください。