投稿日: Aug 17, 2020
AWS Fargate で実行されている Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) ポッドで、Amazon Elastic File System (EFS) ファイルシステムをマウントできるようになりました。AWS Fargate は EFS CSI ドライバーを使用して、Fargate で実行されているポッドから要求された EFS ファイルシステムを自動的にマウントします。ドライバーを手動でインストールする必要はありません。これにより、永続的なリージョン共有ストレージを AWS Fargate で実行されるポッドで使用できるようになります。AWS Fargate は、基盤となるインフラストラクチャを管理することなく、コンテナ化されたアプリケーションをデプロイおよび管理できるようにするサーバーレスコンピューティングエンジンです。
Kubernetes および伸縮自在な耐久性のある共有ストレージによって恩恵を受けるアプリケーションの例として、WordPress や Drupal などのコンテンツ管理システム、JIRA や Jenkins などのデベロッパー用ツール、MXNet や Tensorflow などの機械学習フレームワーク、Jupyter や Airflow などのデータサイエンスツールが挙げられます。
現在、EFS ボリュームを必要とする Fargate ポッドは、Kubernetes バージョン 1.17 を実行する新しく作成された EKS クラスターで起動できます。既存のクラスターのサポートは、今後数週間をかけて展開される予定です。使用を開始するには、EKS のドキュメントに従って、Kubernetes StorageClass と PersistentVolumeClaim を作成します。その後、要求している Fargate ポッドから PersistentVolumeClaim を参照できるようになります。詳細については、Amazon EKS の製品ページ、AWS Fargate の製品ページ、および Amazon EFS の製品ページを参照してください。