投稿日: Nov 11, 2020
本日より、AWS Elemental Link の新機能をいくつかと、拡張したリージョンがご利用可能になりました。Link デバイスが、AWS Elemental MediaLive をサポートしているすべてのリージョンに動画を取り込むことができます。
リンクから別の AWS アカウントに、デバイスコントロールと動画の取り込みを転送できます。複数の AWS アカウントをお持ちの場合、または独自のアカウントを持つサードパーティと連携している場合、こうした柔軟性が追加されたことで、MediaLive に動画をフィードする必要のあるアカウントにデバイスコントロールを簡単に転送できます。
冗長性が必要なユースケースの場合、2 つのリンクデバイスが MediaLive 標準チャンルにフィードできるようになり、単一のパイプラインチャネルでのワークフローの回復性が向上します。リンクの入力料金の詳細については、MediaLive 料金ページをご覧ください。
単一のリンクデバイスを使用して、MediaLive の複数のチャネルの入力として使用することも可能です。例えば、1 つのチャネルでソースの長期アーカイブを作成し、別のチャネルで重要なイベント中にそのソースを視聴者にストリーミングできます。
Link が、最大 8 つの埋め込みオーディオチャネルを MediaLive に送信するようになりました。多言語プログラミングでライブストリーミングを行う場合、またはサラウンドサウンド音声がある場合、Link がそのワークフローをサポートできます。
Link デバイスごとに、「Camera 1」や「Houston Backup」などのわかりやすい名前を割り当てることもできるようになりました。これにより、多くの Link デバイスの管理が簡素化します。
AWS Elemental Link は、カメラや動画制作機器などのライブ動画ソースを AWS メディアサービスまたはクラウドでの動画エンコーディングに接続するデバイスです。MediaLive はクラウドベースのワークフローの基盤となるサービスファミリーの AWS メディアサービス の一部で、動画の転送、作成、パッケージ化、保存、収益化、配信に必要な機能を提供します。AWS Elemental MediaLive がご利用いただける AWS リージョンの全リストは、AWS リージョン表でご確認ただけます。