投稿日: Nov 9, 2020

AWS Storage Gateway は、ファイルゲートウェイにアクセスベースの列挙を導入し、アクセス許可に基づいて開くことができない SMB ファイル共有、フォルダ、およびファイルがユーザーに表示されないようにすることで、機密情報を保護できるようにします。 

今回のリリースにより、ゲートウェイ上のすべての SMB ファイル共有をユーザーに表示し、ユーザーのアクセス許可に基づいてファイル共有内のフォルダとファイルの表示をフィルター処理できるようになりました。この機能は、ファイルまたはフォルダを開く権限のないユーザーがフォルダ名またはファイル名に表示される可能性のある機密情報を保護する場合に役立ちます。さらに、ユーザーがアクセスできるフォルダとファイルのみを表示することにより、フォルダ構造の簡略化されたビューをユーザーに提供します。 

ハイブリッドクラウドストレージサービスである Storage Gateway では、ファイル、テープ、およびボリュームゲートウェイを通じて NFS、SMB、iSCSI、iSCSI-VTL の各インターフェイスを使用することにより、オンプレミスのアプリケーションが実質的に無制限のクラウドストレージにアクセスできるようになります。このサービスを使用すると、データを AWS にバックアップおよびアーカイブし、クラウドストレージによってバックアップされたオンプレミスのファイル共有を提供し、オンプレミスアプリケーションにクラウド内データへの低レイテンシーアクセスを提供できます。 

これらの機能は、AWS Storage Gateway が利用可能なすべてのリージョンにおいて、新しいゲートウェイで本日より利用できます。既存のゲートウェイの場合、この新しい機能は、次に予定されているソフトウェア更新時に利用可能になります。詳細については、AWS Storage Gateway ユーザーガイドを参照してください。使用を開始するには、Storage Gateway コンソールにアクセスしてください。