投稿日: Sep 7, 2022

AWS Snowball デバイスが、AWS アジアパシフィック (ジャカルタ) リージョンで利用できるようになりました。

AWS Snowball は、AWS Snow ファミリーに属する、エッジコンピューティング、データ移行、エッジストレージデバイスです。Snowball Edge Storage Optimized と Snowball Edge Compute Optimized の 2 つの構成があります。Snowball Edge Storage Optimized デバイスは Amazon S3 と互換性がある 80 TB のオブジェクトストレージを備えており、ローカルストレージと大規模データ転送に特化しています。Snowball Edge Compute Optimized デバイスは 52 基の vCPU、7.68 TB の NVMe SSD ストレージ、42 TB の HDD ストレージ、208 GB の RAM を備えており、インターネット接続のない環境における高度な機械学習およびフルモーション動画分析などのユースケースに対応可能です。

Snowball Edge Compute Optimized デバイスを利用すれば、接続が断続的になる環境 (製造、工業、輸送などの現場) や極度の僻地 (軍事作戦地帯や海上など) で、データの収集、機械学習と処理、保存を、AWS にデバイスを返送する前に実行できます。すべての AWS Snowball デバイスは、ラックに取り付けてクラスター化することで、より大規模な一時的設備となります。

リージョン別の最新の提供状況については、AWS リージョン表でご確認ください。短期的なデプロイの場合、デバイスを 10 日間使用できるオンデマンド料金オプションを利用可能です。AWS に返送するまでに 10 日間を超えた場合、追加日数に対して 1 日単位の料金がかかります。長期的なデプロイの場合、1 年間および 3 年間の割引料金オプションを利用可能です。料金情報については、AWS Snowball の料金ページでご確認ください。本デバイスの利用は、AWS マネジメントコンソールから開始できます。詳細については、AWS Snowball Edge のドキュメントまたは AWS Snowball の製品ページをご覧ください。