投稿日: Nov 27, 2022

Amazon Transcribe Call Analytics でリアルタイム機能の一般提供を開始しました。Amazon Transcribe Call Analytics は、機械学習 (ML) を利用した会話インサイト API で、デベロッパーは顧客体験を向上させるためにコンタクトセンターの音声通話を文字起こしして、分析できます。Transcribe Call Analytics では、会話からインサイトをリアルタイムで引き出し、お客様が不満を表している場合など、重大なシナリオを特定できます。デベロッパーはこれらのインサイトを使用して、お客様の問題を解決するための関連情報をエージェントに提供するか、新たな問題をスーパーバイザーに通知する事前対応型のシステムを構築できます。

Transcribe Call Analytics は、カスタマーサービスとセールスコールを理解するために特別にトレーニングされた強力な音声テキスト処理モデルと自然言語処理 (NLP) モデルを組み合わせたものです。デベロッパーは Transcribe Call Analytics を使用して、編集済みのトランスクリプト、未編集のトランスクリプト、お客様やエージェントの感情、検出された問題、一致したカテゴリなどのインサイトをライブ通話中に取得できます。また、通話終了後には、統合されたトランスクリプト、関連する分析、通話の要約や会話の特性 (無言の時間、割り込み、声の大きさ、話す速度など) などのより詳しいインサイトを任意の Amazon S3 バケットで取得できます。

Amazon Transcribe Call Analytics API では、料金が通話時間数 (分) に基づいて、使用した分のみ請求されます。前払い、長期契約、最低月額料金は不要です。詳細については、Transcribe の料金ページをご覧ください。

詳細については、New for Amazon Transcribe - Real-Time Analytics During Live Calls (Amazon Transcribe の新機能 - ライブ通話中のリアルタイム分析) ブログまたはドキュメントをご覧ください。使用を開始するには、サービスのコンソールにアクセスしてください。AWS のライブコール分析とエージェントアシストオープンソースソリューションでは、Transcribe Call Analytics のリアルタイム機能をサポートしています。わずか数分でテスト通話を発信し、任意のコンタクトセンターにソリューションを簡単にデプロイできます。すぐに使えるエージェントアシストおよび通話分析アプリケーションについては、AWS または AWS Contact Center Intelligence (CCI) パートナーまでお問い合わせください。