投稿日: May 16, 2023

AWS Cost Categories に新しいディメンション「使用タイプ」が追加されました。今後は、コストカテゴリルールを作成する際に「Linked Account」、「料金タイプ」、「サービス」、「使用タイプ」、「コスト分配タグ」、「Region」、その他「コストカテゴリ」の 7 種類のディメンションを使用できます。

AWS Cost Categories は、AWS Cost Management 製品スイートにおける 1 つの機能です。コストや使用状況に関する情報を、ニーズに基づいて有意なカテゴリにグループ化できます。カスタムカテゴリを作成し、コストや使用量に関する情報をアカウント、タグ、サービス、料金タイプ、さらには他のコストカテゴリなど、さまざまなディメンションを使用して定義したルールに基づいてこれらのカテゴリにマッピングできます。コストカテゴリを設定して有効にすると、AWS のコストと使用状況に関する情報をこれらのカテゴリ別に AWS コスト管理サービスで表示および管理できます。例えば、AWS Budget を使用して特定のコストカテゴリの支出制限を管理する、AWS Cost ExplorerAWS Cost and Usage Report (CUR) で支出の所有者をコストカテゴリレベルで把握するなどを行うことができます。コストカテゴリは、月初に AWS のコストと使用状況に適用することもできれば、最大 12 か月前に遡って適用することもできます。既存のリストに新しいディメンション (「使用タイプ」) を追加すると、コストのカテゴリ分けルールを作成する際の柔軟性が向上します。

コストカテゴリは無料で提供されており、すべての商用リージョンで利用できます。コストカテゴリの使用を開始するには、AWS Cost Categories の製品詳細ページと、AWS Cost Categories のよくある質問を参照してください。