投稿日: Sep 11, 2023
2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) PostgreSQL マルチ AZ 配置は、メジャーバージョンアップグレードのサポートを開始しました。本日より、AWS マネジメントコンソールで数回クリックするだけで、読み取り可能なスタンバイが 2 つある Amazon RDS for PostgreSQL マルチ AZ 配置をメジャーバージョン 13.4 以降および 14.5 以降から 15.4 にアップグレードできます。
PostgreSQL 15.4 には、条件付き SQL クエリへの SQL 標準「MERGE」コマンド、インメモリとディスクベースの両方のソートパフォーマンス向上、2 相コミットのサポート、ロジカルレプリケーションの行/列フィルタリングのサポートなど、パフォーマンスや機能においていくつかのメリットがあります。PostgreSQL 15 リリースでは、新しい拡張機能 pg_walinspect のサポートと、pg_basebackup を使用した Gzip、LZ4、または Zstandard (zstd) によるサーバーサイド圧縮のサポートも追加されています。データベースをアップグレードする前に、PostgreSQL 15 の新機能を読み、アプリケーションの互換性をテストすることをお勧めします。
2 つの読み取り可能なスタンバイを備えた Amazon RDS マルチ AZ のリージョン別の提供状況と、サポートされているエンジンバージョンの一覧については、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。
Amazon RDS マルチ AZ 配置の詳細については、AWS ニュースブログをご覧ください。2 つの読み取り可能なスタンバイインスタンスを備えたフルマネージド Amazon RDS マルチ AZ データベースの作成/更新は、Amazon RDS マネジメントコンソールから行えます。