投稿日: Oct 3, 2023
Lambda 関数を使用したサーバーレスアプリケーションを SAM CLI で作成しているデベロッパーは、Lambda テストイベントを作成して使用し、関数コードをテストできるようになりました。テストイベントは、Lambda関数を呼び出し、実行結果を返すためのAWSサービスから発行されるリクエストの構造を模倣するJSONオブジェクトです。これは、操作が成功したことを確認するため、またはエラーを特定するために使用されます。以前は、Lambda のテストイベントは Lambda コンソールでのみ使用できました。今回のリリースにより、SAM CLI を使用するデベロッパーが AWS アカウントからテストイベントを作成してアクセスし、他のチームメンバーと共有できるようになります。
この機能により、SAM CLI を使うデベロッパーは容易に連携してテストのワークフローを合理化できるようになります。また、デベロッパーはチーム全体で一貫した一連のテストイベントを使用できるようになります。デベロッパーは、きめ細かい IAM アクセス許可を使用して、他のチームメンバーにも各自の AWS アカウントでテストイベントを使用してもらうことができます。
Lambda のテストイベントは Amazon EventBridge スキーマを基盤とする機能です。したがって、この機能は AWS Lambda と Amazon EventBridge が提供されているリージョンでご利用いただけます。利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。
SAM CLI での Lambda のテストイベントの詳細については、ドキュメントをご覧ください。