投稿日: Feb 15, 2024

Amazon AppStream 2.0 は、マルチセッションフリートでのカスタムセッションスクリプトと音声出力のサポートを発表しました。マルチセッションフリートにより、IT 管理者は複数のエンドユーザーセッションを単一の AppStream 2.0 インスタンスでホストしてインスタンスリソースをより有効に活用できるようになります。

AppStream 2.0 管理者は、マルチセッションフリートでカスタムセッションスクリプトを使用することにより、ユーザーのストリーミングセッションで特定のイベントが発生したときに、独自のカスタムアクションを実行できるようになりました。これらのカスタムアクションには、ユーザーのセッションが終了する前や後に実行されるアクションなども含めることができます。セッションの開始前にストリーミング環境とアプリケーションをすばやくセットアップできるだけでなく、プログラムのログを収集したり、セッション進行中のセッション情報を監視したり、セッション終了時にアプリケーションをクリーンアップしたりすることなどもできます。Amazon AppStream 2.0 では、セッションスクリプトに加えて、マルチセッションフリートでの音声出力のサポートも追加されています。エンドユーザーは、フリートインスタンスを介して複数のセッションで音声コンテンツを聴けるようになりました。オンラインコースや教育用ビデオなどの動画コンテンツを視聴できるようになりました。

これらの機能は、AppStream 2.0 が提供されているすべての AWS リージョンで、本日から一切の追加料金なしでご利用いただけます。AppStream 2.0 は従量制料金を採用しています。詳細については、Amazon AppStream 2.0 の料金をご参照ください。

マルチセッションフリートのセッションスクリプト構築を開始するには、Use Session Scripts to Manage Your AppStream 2.0 Users' Streaming Experience Session をご参照ください。