Amazon SES で EventBridge への E メール送信イベントの発行を開始
本日、Amazon Simple Email Service (SES) は、Amazon EventBridge に送信イベントを配信することによる、E メール送信アクティビティの新しい追跡方法をリリースしました。お客様は、設定セットで配信先として EventBridge を選択できるようになり、EventBridge でサポートされているサービスにバウンスや苦情などのイベント通知を簡単にルーティングできるようになりました。お客様は、関心のある情報を選択し、イベントを処理するワークフローや保存するデータストアを構築することで、EventBridge ルールを使用してイベントをフィルタリングできます。この情報は、連絡先リストの更新や配信性能の分析などのユースケースに使用できます。今回の更新により、カスタムワークフロー処理の際に簡単に SES の送信イベントをキャプチャしたり処理したりできるようになります。
これまでは、お客様は設定セットでイベントの配信先を設定することで、送信イベントを Amazon CloudWatch、Amazon Kinesis Data Firehose、Amazon Pinpoint、または Amazon SNS に配信することができました。SQS キューなど、他のサービスへの配信はサポートされていませんでした。お客様は SES と統合されているサービスを使用する必要があり、その他のサービスにイベントをルーティングする必要が生じた場合にはその方法を探す必要がありました。今回、お客様は EventBridge でサポートされている任意のサービスに送信イベントをルーティングできるようになりました。お客様は、さまざまな SQS キューにバウンスイベントやオープンイベントを送信するなど、さまざまなリソースにイベントを送信するルールセットを構築できます。これにより、セットアップと運用のオーバーヘッドを最小限に抑えながら、送信イベントをお客様のワークフローに簡単に取り込むことができます。