クロスリージョンフェイルオーバーが AWS Elemental MediaPackage で利用可能に
本日より、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) の使用時に、別個の AWS リージョン内の複数の AWS Elemental MediaPackage Live オリジン間での透過的なフェイルオーバーが可能になります。この耐障害性機能は、CMAF Ingest (Interface-1) の新規サポートと force-endpoint エラー構成オプションを使用して、プライマリストリームが古くなった場合や不完全だった場合のバックアップオリジンへ CDN フェイルオーバーを有効にします。MediaPackage のこの機能は、AWS Elemental MediaLive または AWS Elemental Live エンコーダーや Amazon CloudFront と組み合わせて簡単に使用できます。
MediaPackage チャネルをクロスリージョンフェイルオーバー用に構成すれば、オリジンのフェイルオーバー中も閲覧者はスムーズな再生ができ、バッファリングや中断がなくなり、閲覧者の操作も不要になります。
透過的なクロスリージョンフェイルオーバーは、チャネルあたりの追加料金なしで有効にできます。MediaPackage の料金については、料金ページをご覧ください。透過的なクロスリージョンフェイルオーバーの使用を開始するには、AWS Elemental MediaPackage のドキュメントのページをご覧ください。
MediaPackage は単独で機能することも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部として機能することも可能で、動画の転送、作成、パッケージ化、収益化、配信に必要な機能を提供します。AWS Elemental MediaPackage を利用できる AWS リージョンの詳細なリストについては、AWS のリージョン表をご覧ください。