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AWS Week in Review – AWS ドキュメントに関する新着情報、Amazon EventBridge の高速化など – 2023 年 5 月 22 日
直近 7 日間の AWS の最新情報をご紹介します。私は5月15日週、過去 10 年間にわたって参加しているカンファレンスである CloudConf のためにイタリアのトリノにいました。AWS ヒーローである Anahit Pogosova も参加しており、満員となった会場でサーバーレスに関するいくつかの情報を共有していました。この写真は Anahit の基調講演中に最後列から撮影したものです。
5 月 25 日の木曜日に、私はダブリンで開催される AWS Community Day に出席し、現地の AWS ユーザーグループの 10 周年をお祝いする予定です。ご参加の場合は、ぜひお声がけください!
5月15日週のリリース
5月15日週は多くのお知らせがありました! 私が注目したリリースを以下に記載しました。
Amazon SageMaker – セキュリティアップデートと他のユースケースのサンプルで地理空間機能の一般提供を開始しました。
Amazon Detective – AWS IAM Access Analyzer、Amazon Inspector、Amazon Macie などの新しいソースから得られる AWS セキュリティに関する検出結果の調査を簡素化します。
Amazon EventBridge – EventBridge は、イベントが取り込まれてから最初の呼び出しの試行までの時間で測定した場合、以前よりも最大 80% 速くイベントを配信するようになりました。お客様側での変更は不要です。
AWS Control Tower – このサービスは、AWS OpenSearch Service、AWS Auto Scaling、Amazon SageMaker、Amazon API Gateway、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) などのサービス向けに、コンプライアンス違反のリソースがプロビジョニングされる前にブロックすることを可能にする、28 種類のプロアクティブなコントロールを新たにリリースしました。プロアクティブなコントロールがリリースされた当時の記事をご覧ください。
Amazon CloudFront – CloudFront は、パフォーマンスと可用性の改善に役立つ 2 つの新しいコントロールディレクティブをサポートするようになりました。すなわち、stale-while-revalidate
(バックグラウンドでキャッシュを再検証している間に古くなったレスポンスをユーザーに直ちに配信する) と stale-if-error
キャッシュ (エラーが発生した場合に、どの程度まで古いレスポンスの再利用を許容するかを定義する) です。
Amazon Timestream – Timestream では、新しい UNLOAD
ステートメントを使用して、コスト効率が高く安全な方法でクエリ結果を Amazon S3 にエクスポートできるようになりました。
AWS Distro for OpenTelemetry – テールサンプリングとグループごとのトレースプロセッサが、AWS Distro for OpenTelemetry (ADOT) コレクターで一般提供されるようになりました。例えば、テールサンプリングでは、「すべてのエラーケースを 100% 取り込み、すべての成功ケースの 5% を取り込む」などのサンプリングポリシーを定義できます。
AWS DataSync – DataSync を使用して、AWS Snowball Edge コンピューティング最適化デバイス上の Amazon S3 互換ストレージとの間でデータをコピーできるようになりました。
AWS Device Farm – Device Farm は、プライベートデバイス向けに VPC 統合をサポートするようになりました。例えば、アプリの未リリースバージョンがステージング環境にアクセスしたり、テストがプライベートネットワーク経由でのみアクセスできる内部パッケージにアクセスしたりする場合に使用することが考えられます。詳細については、「Access your private network from real mobile devices using AWS Device Farm」(AWS Device Farm を使用して実際のモバイルデバイスからプライベートネットワークにアクセスする) をご覧ください。
Amazon Kendra – Amazon Kendra は、Gmail、Adobe Experience Manager Cloud、Adobe Experience Manager On-Premise、Alfresco PaaS、Alfresco Enterprise 向けの新しいコネクタを使用して、さまざまなコンテンツリポジトリでの検索をサポートするようになりました。更新された Microsoft SharePoint コネクタもあります。
Amazon Omics – Omics は、事前構築済みのバイオインフォマティックワークフロー 、同期アップロード機能、Amazon EventBridge との統合、および Graphical Processing Unit (GPU) のサポートを提供するようになりました。詳細については、「New capabilities make it easier for healthcare and life science customers to get started, build applications, and scale-up on Amazon Omics」(ヘルスケアおよびライフサイエンス業界のお客様による、Amazon Omics での使用開始、アプリケーションの構築、スケールアップをより容易にする新機能) をご覧ください。
Amazon Braket – Braket は、現在までに公開されている IonQ の最大かつ最も忠実度の高い量子コンピューティングデバイスである Aria をサポートするようになりました。詳細については、「Amazon Braket launches IonQ Aria whith built-in error mitigation」(Amazon Braket が組み込みのエラー緩和機能を備えた IonQ Aria をリリース) をお読みください。
AWS のお知らせの詳細なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。
AWS のその他のニュース
以下では、他の注目すべきニュースやブログ記事をいくつかご紹介します。
AWS ドキュメント – AWS ドキュメントのホームページが再設計されました。ご意見や今後の改善点のご提案がございましたら、そこからフィードバックをぜひお寄せください。先週、当社はドキュメントとウェブサイトを直接改善することにリソースを集中するために、AWS ドキュメントの GitHub リポジトリを廃止することもお知らせしました。
Peloton の導入事例 – Peloton は Amazon Redshift を採用し、変化し続ける時代の中でデータが持つ力を最大限に活用します。
Zoom の導入事例 – Zoom が Amazon EMR での Apache Hudi を使用してストリーミングログの取り込みと GDPR を遵守するための効率的な削除をどのように実装したかを学びます。
すばらしいソリューション – SageMaker と Hugging Face を使用した画像から音声を作成する生成系 AI アプリケーションをご紹介しています。
AWS のオープンソースに関するニュースや最新情報については、オープンソースプロジェクト、記事、イベントなどに関する最新情報をお届けするために、Ricardo が厳選した情報が記載されている最新のニュースレターをご覧ください。
今後の AWS イベント
皆様にお会いしたり、学習したりできる機会をいくつかご紹介します。
AWS Data Insights Day (5 月 24 日) – データを活用して、より速く、より高い費用対効果で革新する方法を明らかにする仮想イベント。このイベントでは、お客様の声、Deep Dive セッション、Amazon Redshift のベストプラクティスに焦点を当てています。こちらからご登録いただけます。
AWS Silicon Innovation Day (6 月 21 日) – AWS は、クラウド専用の目的別シリコンを設計および開発しました。クラウドでの高いパフォーマンスとスケールを実現するために構築されたカスタム設計の Amazon EC2 チップにおける AWS のイノベーションをご覧ください。こちらからご登録いただけます。
AWS re:Inforce (6 月 13~14 日) – 引き続き AWS re:Inforce にご登録いただけます。今年はカリフォルニア州アナハイムで開催されます。
AWS Global Summits – 最寄りの場所で開催される AWS Summit にぜひサインアップしてください: 香港 (5 月 23 日)、インド (5 月 25 日)、アムステルダム (6 月 1 日)、ロンドン (6 月 7 日)、ワシントン DC (6 月 7~8 日)、トロント (6 月 14 日)、マドリード (6 月 15 日)、ミラノ (6 月 22 日)。私はロンドンでのイベントに参加する予定なので、ご来場の際にはぜひお声がけください。
AWS Community Days – コミュニティリーダーがイベントのロジスティクスとコンテンツを計画、調達、提供するコミュニティ主導のカンファレンスにぜひご参加ください: アイルランドのダブリン (5 月 25 日)、中国の深圳 (5 月 28 日)、ポーランドのワルシャワ (6 月 1 日)、米国のシカゴ (6 月 15 日)、チリ (7 月 1 日)。
今週はここまでです。5月29日週に再びアクセスして、新たな Week in Review をぜひお読みください!
– Danilo
この記事は、Week in Review シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!
原文はこちらです。