今話題のブロックチェーンを AWS で実現する仕組みをグラレコで解説

2020-02-03
AWS 最新ドキュメント紹介

Author : 安田 茂樹

本連載では、様々な AWS サービスをグラフィックレコーディングで紹介する awsgeek.com を、日本語に翻訳し、図の解説をしていきます。第 1 回目は「Amazon Managed Blockchain」を使ったブロックチェーンの仕組みについてご紹介します。

※ awsgeek.com は Amazon Web Services, Inc. プリンシパル・テクニカル・エバンジェリスト、ジェリー・ハーグローブが運営しているサイトです。

今話題のブロックチェーン。
興味はあるけどなんだか難しそう…と敬遠していませんか?

AWS では、「Amazon Managed Blockchain」という、フルマネージド型サービスを提供しています。フルマネージド型サービスとは、基本的なインフラ部分は AWS が設定・管理するサービスのことです。そのため利用者側での機器の購入やインフラの準備は不要。たった数クリックで小規模〜大規模なブロックチェーンを構築できるため、ブロックチェーンを始めるハードルが低くなっています。

では、ブロックチェーンがどのように成り立つのか、図とともに見ていきましょう。

そもそもブロックチェーンとは何 ?

ブロックチェーンは「分散型台帳技術」と呼ばれ、ネットワークに参加している全てのメンバーが過去の全てのトランザクション (取引) 記録の同一のコピー (台帳と呼びます) を保持する技術のことです。そのため、参加メンバーのうち何人かの台帳が壊れたとしても、他のメンバーが全く同じ台帳のコピーを持っているため、過去の記録が消えることがなく、継続して取引が行えます。

「耐障害性が高い」、「改ざんが困難」という特徴があるため、今後の企業間・個人間の取引技術として注目されています。

また、ブロックチェーンには大きく分けて 3 つの種類があります。

  • パブリックチェーン : 誰でも参加できるオープンなブロックチェーン。管理者が存在せず、世界中の不特定多数がお互いに承認し合うブロックチェーンの仕組みです。Bitcoin や Ethereum をはじめとするブロックチェーンはパブリックチェーンの仕組みを採用しています。
  • プライベートチェーン : 許可されたユーザーのみが参加できる閉じられたブロックチェーン。単一の企業または組織内で運営されます。管理者が存在します。
  • コンソーシアムチェーン : 許可されたユーザーのみが参加できる閉じられたブロックチェーン。 複数の企業または組織にまたがって運営されます。複数の管理者が存在します。
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AWS が提供しているブロックチェーンのサービス

AWS のフルマネージド型サービス「Amazon Managed Blockchain」を使うと、AWS アカウントをお持ちの複数の企業間または個人間で、オープンソースソフトウェアの「Hyperledger Fabric」を使った「コンソーシアムチェーン」が構築できます (2020 年 1 月現在)。

Hyperledger Fabric には「チャネル」と呼ばれる 1 つのネットワークを分割して、データの共有範囲を設定できる仕組みがあるため、全メンバーに取引情報を見られる心配が無く、取引ごとに必要なメンバー間だけで情報を共有できます。企業間・個人間のプライベートな取引に適しています。

ブロックチェーンの構成要素

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「スマートコントラクト」とは

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「合意形成の仕組み」とは

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「台帳」とは

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「Amazon Managed Blockchain」を使ったブロックチェーンの仕組みがなんとなく見えてきましたでしょうか ?

難しそうなイメージのあるブロックチェーンですが、AWS アカウントをお持ちのメンバー間でのトランザクションであれば、「Amazon Managed Blockchain」を使って容易に行うことができます。

ブロックチェーンを学んでみたい方は、この機会にぜひお試しください。

AWS Managed Blockchain の詳細はこちら »

チュートリアルや料金、よくある質問などについてはこちらをご覧ください。(※一部英語)

筆者プロフィール

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安田 茂樹

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 テクニカルコンテンツマネージャー。
2014 年にアマゾンジャパン合同会社に入社後、デバイス試験部門にて発売前の数多くの Amazon デバイスの試験に携わる。2019 年より現職。
趣味は新しいガジェットを試すこと、旅行、食べ歩き。

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