1 ~ 5 までの手順
1 ~ 5 までの手順は前編をご覧ください。
ご注意
本記事で紹介する AWS サービスを起動する際には、料金がかかります。builders.flash メールメンバー特典の、クラウドレシピ向けクレジットコードプレゼントの入手をお勧めします。
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6. Streaming URL の作成
それでは、実際にアプリケーションをブラウザから使ってみましょう !
前提として、Fleet の Status が Running になっていることを確認します。

Stacks の画面に戻って、先ほど作成した Stack を選択します。
「Action」ボタンをクリックして、「Create Streaming URL」を選択しましょう。

User ID として任意の ID を入力しましょう。ここでは VtuberUser としています。
そして、URL の有効期限を設定し、「Get URL」をクリックします。
※ 有効期限が超過した際は、こちらの手順を再度行うことで Streaming URL を再作成することが可能です

「Copy link」ボタンをクリックして URL をコピーするか、「Launch in Browser」ボタンをクリックして、新しいタブでストリーミング URL を開きましょう。
※ こちらの URL は後でクライアントアプリから接続する際にも利用するため、控えておいてください。クライアントアプリをインストールした後に Launch in Client ボタンを押すと、直接クライアントアプリを立ち上げることができます

AppStream 2.0 の画面が立ち上がり、設定したアプリケーションが表示されています。

このアイコンをクリックすると、アプリケーションが起動し、ブラウザから 3tene や OBS Studio を操作することができます !
ただ、今回は配信を行うために Web カメラを利用する必要があるのでもう一工夫が必要です。ブラウザからでは Web カメラの入力を、ストリーミングセッションにリダイレクトすることができません。
AppStream 2.0 はブラウザからでも利用が可能ですが、Windows用の専用クライアントである AppSteam 2.0 クライアントを利用いただくと Web カメラを始め、より多機能で利用ができます。
では、AppStream 2.0 クライアントを利用して、配信環境を整えていきましょう。
7. AppStream 2.0 クライアントを利用する
8. VTuber になってみる
録画した動画
実際に私が録画した動画がこちらです ! ( アバターの表情の操作を忘れていました)
いかがでしょうか。問題なく録画ができることがわかりましたね。
それではいよいよ、真の意味で VTuber になってみましょう !!!
8-2. VTuber になってみる
9. まとめ
いかがでしたでしょうか。AppStream 2.0 を利用することで、手元の端末のスペックに依存せず、サクサクとアプリケーションを実行することができました。
今回は OBS Studio と 3tene を動かしましたが、例えば Blender を動かしてどこでも 3D モデリングができる環境を整えたりと、色々応用することが可能です。
AppStream 2.0 について、もっと知りたい ! と感じていただけましたら、こちらの Amazon AppStream 2.0 入門 Workshop をぜひお試しください。
筆者プロフィール
小林 大樹
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューションアーキテクト。
VTuber をこよなく愛するソリューションアーキテクト。普段は業種業界問わず、様々なお客様のプロダクト開発をサポートさせていただいております。悩みは推し VTuber が増えすぎて視聴時間を確保できないことです。

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