Mizuki  さん ~ クラウドサポートエンジニア

私は 2021 年 4 月に、新卒で入社しました。大学では情報学を専攻し、大学院では社会情報学の研究室に所属して実証実験のためのアプリケーションの実装に AWS のサービスを使っていました。
様々なサービスがある AWS に興味を持ってインターンシップに応募しました。インターンシップで関わった先輩社員の方の、幅広い技術を身につけられる仕事であるという言葉に魅力を感じてクラウドサポートエンジニア職への応募を決意しました。
クラウドサポートエンジニアは、AWS を使っているお客様の技術的なご質問を解決する仕事です。マニュアルに従って対応するイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、課題を正しく理解し、問題を切り分けて調査を行う必要があります。例えば、Web サイトにアクセスするとエラーが発生するという事象には、ネットワークの問題からアプリケーションの設定の問題まで様々な原因が考えられます。必要に応じてお客様にログなどをヒアリングしながら、原因究明と対応策を調査するといった仕事内容です。

技術スキルは、普段のサポートケース対応を通して学ぶことが多いです。お客様によって、使っておられる OS や技術は異なるので、サポートケースを対応する中で自然とスキルが身につくことを感じています。
クラウドサポートエンジニアは、効率的なサポートを行うために、200 を超えるサービスを 10 の技術分野 (プロファイル) に分けチームで対応しています。
私は Networking に所属しているのですが、お客様は複数の AWS サービスを組み合わせて使用しておられる方がほとんどなので、担当外のサービスの知識が求められる場面もあります。
使ったことのない AWS サービスについては、その都度 AWS Black Belt Online Seminar の動画や社内の e-Learning 資料で勉強したり、その AWS サービスの担当チームの同僚に助けを求めて教えてもらっています。

最近、Auto Scaling というサービスの Subject Matter Expert という社内の認定資格を取得しました。Subject Matter Expert として、サービス開発チームとの間に立って、グローバルのサポートエンジニアからの調査依頼を受ける、Support Operations の仕事も担当しています。Support Operations のチームミーティングがあり隔週で参加しているのですが、ミーティングは英語で行われるので完全に理解できない場面も多く、英語のスキルを伸ばしたいと考えています。
英語のオンライン授業を受けることができる補助制度があるので、これを利用して英語に慣れ、日本だけではなくグローバルで活躍するクラウドサポートエンジニアを目指したいと思います。

最近は街中を歩いてキャラクターを育てるゲームにハマっていて、良い気分転換になっています。クラウドサポートエンジニアは在宅勤務が可能でとても助かっているのですが、在宅勤務は意識しないと運動不足になってしまうので、意識的に歩くようにしています。
普段は 9 時から 18 時までの勤務なのですが、8 時から 17 時までの勤務に変えてネイルサロンに行くこともあります。クラウドサポートエンジニアは時間の融通が利きやすい仕事なので、趣味に時間を使いやすいと思います。
また、有給休暇を取得して海外旅行に何度か行きました。お客様からいただくお問い合わせの数は時期によって多少増減しますが基本的に繁忙期はなく、連続した有給休暇を自由に取れることは大きな魅力だと感じています。