リザーブドインスタンスの購入は簡単です。購入手続きには AWS マネジメントコンソールか API ツールを使います。リザーブドインスタンスとは、AWS またはサードパーティの販売業者から購入できるオプションで、お客様が利用する予定のインスタンスごとに低額で 1 回限りの予約金を支払うことで、そのインスタンスの時間当たり料金が大幅に割引になるというものです。リザーブドインスタンスを利用すると、前払いする金額と実効時間単価とのバランスを取ることができます。
- AWS マネジメントコンソールにログインし、[Amazon EC2] タブ、ナビゲーションペインの [Instances] の順にクリックします。
- [Purchase Reserved Instances] を選択します。
- リザーブドインスタンスタイプ、プラットフォーム、インスタンスタイプ、Availability Zone、期間を選択します。
- インスタンスの購入数量を変更して見積金額を調整します。
- 購入を確定します。
- 購入時に、リザーブドインスタンスタイプ、プラットフォーム、インスタンスタイプ、アベイラビリティゾーン、予約期間を選択する必要があります。これらは後で変更することはできません。ただし、いったん確保したリザーブドインスタンスは、その一部または全部を、リザーブドインスタンスマーケットプレイスへ売りに出すことができます。
- 購入したリザーブドインスタンスを Amazon VPC で使用する場合は、AWS マネジメントコンソールからリザーブドインスタンスを購入する際に、必ず [Platform] で [Amazon VPC] を選択してください。
- リザーブドインスタンスは、1 か月につき、1 アベイラビリティゾーンあたり 20 個まで購入できます。これ以上のリザーブドインスタンスが必要な場合は、こちらのフォームに必要事項を入力のうえご送信ください。
- 予約金の払い戻しはできません。
- リザーブドインスタンスをサードパーティの販売者から購入する場合、税務上の理由から、購入者の市、州、ZIP コードが販売者に開示されます。サードパーティの販売者からの購入を希望されない場合は必ず、コンソールの購入画面で販売者が「AWS」となっているリザーブドインスタンスを選択してください。
お客様がリザーブドインスタンスとオンデマンドインスタンスの両方をご利用の場合、ご請求額が最小となるよう、リザーブドインスタンス料金を先に適用します。リザーブドインスタンス期間が終了するまでの各時間について、低い時間単価で計算したご利用料金をお支払いいただきます(つまり、1 時間まったく使用しないことがあったとしても、その時間の分の料金が請求されます)。ある 1 時間のあいだに、実行されたインスタンスの数がお客様の保有する適用可能なリザーブドインスタンスの数を超過した場合は、オンデマンド料金が適用されます。
例えば、同一のインスタンスタイプと Availability Zone で3つのリザーブドインスタンスを保有している場合、請求システムは各時間を確認して、これらのパラメータに一致する実行中の総インスタンス数を数えます。それらが3つ以下の場合、その時間に実行される各インスタンスについて、リザーブドインスタンスの料金が課金されます。それらが3つ以上の場合、4つ目のインスタンスからは、オンデマンドの料金が課金されます。
すでに実行中のインスタンスが 1 個あるアベイラビリティゾーンにリザーブドインスタンスを 1 個購入した場合、自動的に安い方の時間料金が実行中のインスタンスに対して適用されます。再起動の必要はありません。