ビジネスが成長するにつれて、いくつものアプリケーションやビジネスプロセスで使用され、急速に増加する一方で多くのソースから切り離されたデータプールを管理することになります。現在、多くの会社が、ますます複雑になりビジネスアプリケーションの技術革新を停滞させる、断片化したストレージポートフォリオに頭を悩ませています。オブジェクトストレージを使用すると、非常にスケーラブルでコスト効率のよいストレージを実現してこういったサイロ化を排除し、あらゆるタイプのデータをネイティブ形式のまま保存することができます。 

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) や Amazon Glacier などの AWS オブジェクトストレージソリューションを使用すれば、使い勝手のよいアプリケーションインターフェイスを使った 1 か所でのストレージ管理が可能になります。ポリシーを適用してストレージコストを最適化し、さまざまなストレージクラスを自動的に階層化できます。AWS によってストレージが使いやすくなり、分析の実施、情報の取得、より的確な判断を迅速に行うことができるようになります。 


AWS クラウドオブジェクトストレージサービスを使用してデータを保管すると、次の 3 つの重要な点で優位になります。

1. 耐久性、可用性、拡張性 -  Amazon S3 と Amazon Glacier は、99.999999999% の耐久性を実現するように構築されています。データは最低 3 つの物理施設に自動的に配信されます。各施設は 1 つの AWS リージョン内に設置されており、少なくとも地理的に 10km 離れた位置にあります。また、AWS の他のリージョンにデータを自動的に複製することもできます。Gartner, Inc. によると、「Amazon S3 は、管理対象のデータから判断すると、最大のパブリッククラウド型のオブジェクトストレージサービスです。AWS には、顧客が大規模にパブリッククラウドストレージサービスを使う方法について、どのベンダーよりも多くの実用的な情報があります」

2.セキュリティ&コンプライアンス -   Amazon S3 と Amazon Glacier は、3 種類の暗号化形式をサポートしている唯一のクラウドストレージサービスです。AWS CloudTrail は、API 呼び出しの監視とログ記録を提供します。Amazon Macie は、AI によるセキュリティサービスを提供します。このサービスは、継続的にデータ使用を監視し、異常を検知すると、データ損失や不注意によるデータ共有を防ぐ措置をとるよう警告を出します。Amazon S3 と Glacier は、どこよりも多くのセキュリティ基準とコンプライアンス認証をサポートしており、これには PCI DSS、HIPAA/HITECH、FedRAMP、SEC Rule 17-a-4、EUデータ保護指令、FISMA などが含まれます。これによって、世界中のほぼすべての規制機関のコンプライアンス要件を満たしています。

3.柔軟な管理 -  AWS は、最も柔軟なストレージ管理および管理機能を提供します。ストレージ管理者は、データ使用傾向を分類、報告、可視化して、コストを削減し、サービスレベルを向上させることができます。オブジェクトには独自のカスタマイズ可能なメタデータを付けることができるため、お客様はワークロードごとにストレージの使用量、コスト、セキュリティを個別に確認して制御できます。S3 インベントリツールは、メンテナンス、コンプライアンス、分析の運用のために、オブジェクトとそのメタデータに関するスケジュールされたレポートを提供します。Amazon S3 は、階層化、削除、保持を自動化するライフサイクルポリシーを構築するためにオブジェクトのアクセスパターンを分析することもできます。さらに、Amazon S3 は AWS Lambda と連携しているため、追加のインフラストラクチャを管理することなく、アクティビティを記録したり、アラートを定義したり、ワークフローを呼び出すことができます。AWS は、このような強力な一連の統合管理機能を提供できる唯一のプロバイダです。

4. インプレースクエリ -  Amazon S3 は、データを抽出して別の分析データベースに移動することなく、洗練された分析を実行できる唯一のクラウドストレージプラットフォームです。SQL を知っていれば誰でも、Amazon Athena を使って Amazon S3 の膨大な非構造化データをオンデマンドで分析できます。Amazon Redshift Spectrum では、S3 のエクサバイト規模のデータに対して洗練された分析を実行し、S3 のデータと Redshift データウェアハウスの両方にまたがるクエリを実行できます。

5. 広範なエコシステム - AWS のほとんどのサービスとの統合に加えて、Amazon S3 と Amazon Glacier のエコシステムには数万のコンサルティング、システムインテグレーター、独立ソフトウェアベンダーパートナーが加わり、参加者は毎月増えています。また、AWS Marketplace では、AWS クラウドに導入するように事前設定された 1,100 件以上の独立ソフトウェアベンダーから、35 種類のカテゴリと 3,500 件以上のソフトウェアのリストが提供されています。つまり、人気の高いバックアップ、復旧、アーカイブのソリューション、最適なビッグデータソリューション、革新的な災害対策ソリューション、最新のプライマリストレージのオンプレミス環境で、S3 と Glacier を簡単に使用できます。オブジェクトストレージサービスで動作するように事前に統合されたソリューションを備えたパートナーを、これほど多く持つクラウドプロバイダは他にありません。

クラウドストレージ

バックアップと復旧

Amazon S3 は、高い耐久性があり、スケーラブルで、安全な場所を提供し、重要なデータのバックアップとアーカイブ化ができます。S3 のバージョニング機能を利用して、保存されたデータの保護を強化できます。それほど頻繁にアクセスしないデータを自動的に S3 標準 – 低頻度アクセスに移行し、オブジェクトのセットを Amazon Glacier にアーカイブするよう、ライフサイクルルールを定義することもできます。

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データアーカイブとコンプライアンス

Amazon S3 と Amazon Glacier によって、規制の厳しい業界向けのコンプライアンス用アーカイブや、アーカイブデータへの低頻度だが高速なアクセスが必要な組織向けのアクティブアーカイブなど、ニーズに合わせた幅広いストレージクラスが提供されています。Amazon Glacier Vault Lock は、Write Once Read Many (WORM) ストレージを提供し、記録保持期間のコンプライアンス要件に対応するものです。ライフサイクルポリシーを使用すればデータを Amazon S3 から Amazon Glacier に簡単に移行でき、自分で定義したポリシーに基づいて移動を自動化できます。

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ビッグデータ分析

製薬データ、金融データ、写真や動画などのマルチメディアファイルなど、何を保存する場合であっても、ビッグデータ分析のデータレイクとして Amazon S3 を使用できます。アマゾン ウェブ サービスでは、サービスの包括的なポートフォリオが提供されます。コストの削減、需要に応じたスケーリング、イノベーションの加速によるビッグデータの管理が可能になります。Amazon S3 は、データのクエリがインプレースで実行できる唯一のクラウドストレージサービスで、コストや時間のかかる抽出、変換、ロード (ETL) プロセスの必要がなくなります。

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ハイブリッドクラウドストレージ

AWS Storage Gateway は、ハイブリッドクラウドストレージを構築するのに役立ち、既存のローカルストレージ環境に Amazon S3 の堅牢性とスケールを追加できます。AWS Storage Gateway を使うことで、自分のサイトからクラウドにワークロードをバーストし、結果を戻せます。コールドデータや重要度の低いデータは、プライマリストレージからクラウドに階層化して、コストを削減し、オンプレミスへの投資を拡大できます。または、プロジェクトのバックアップや移行のため、単に増加したデータを S3 に移すこともできます。

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クラウドネイティブなアプリケーションデータ

Amazon S3 が提供する高パフォーマンスで高可用性のストレージを利用すると、実行速度が速く費用効果の高いモバイルアプリケーションやインターネットベースのアプリケーションを容易にスケールし維持できます。S3 を使用すると、好きなだけコンテンツを追加し、どこからでもアクセスできるため、より速くアプリケーションをデプロイし、より多くの顧客を獲得できます。

災害対策

Amazon S3 のインフラストラクチャは耐久性が高く、安全かつグローバルで、優れたデータ保護を提供する堅牢な災害対策ソリューションとなります。クロスリージョンレプリケーション (CRR) は、すべての S3 オブジェクトを別の AWS リージョンにあるレプリケート先バケットに自動的にレプリケートします。 

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データの保存先として最大級の耐久性と信頼性

データの保存先として最大級の耐久性と信頼性

Amazon S3 と Amazon Glacier は、世界各地に広がるアベイラビリティーゾーン (AZ) とリージョンによって構成される世界最大のグローバルクラウドインフラストラクチャで実行されています。このアベイラビリティーゾーンによって、単一のデータセンターでは実現できない高い可用性、耐障害性、および拡張性を備えた本番用のアプリケーションとデータベースの運用が可能になっています。S3 に書き込まれるデータは 3 つの AZ および各 AZ 内の複数デバイスに冗長的に保存され、99.999999999% の耐久性が達成されています。

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巨大なスケールでの高いパフォーマンス

巨大なスケールでの高いパフォーマンス

Amazon S3 はクラウドインフラストラクチャプロバイダーの提供するオブジェクトストレージサービスのうち最大規模のものであり、その合計ストレージ容量はクラウドインフラストラクチャの「その他のベンダーをちっぽけに見せる」と Gartner が評するほどです。S3 のパフォーマンスは自動的にスケールされるため、データ量が増えてもアプリケーションの速度は低下しません。S3 にはどのような量のコンテンツでも保存でき、どの場所からのアクセスにも対応できるので、より多くのユーザーに、よりスピーディーにアプリケーションをデプロイできます。

すぐに活用できるクエリ

すぐに活用できるクエリ

Amazon S3 は、データを抽出して独立した分析システムにロードすることなく、保管中のデータに対し洗練されたビッグデータ分析を直接実行できる、唯一のクラウドストレージプラットフォームです。Amazon AthenaAmazon Redshift Spectrum を使えば、インフラストラクチャを追加せずに S3 のデータにクエリを実行でき、しかも実行したクエリに対してのみ支払いが発生します。これにより、SQL さえ使えれば膨大な量の非構造化データの分析が行えるようになり、コスト効率も従来の抽出、変換、ロード (ETL) プロセスより大幅に向上します。

簡単かつ柔軟なデータ転送

簡単かつ柔軟なデータ転送

Amazon S3 と Amazon Glacier への (または Amazon S3 と Amazon Glacier からの) データ転送方法は、幅広い選択肢の中から選択できます。シンプルで高い信頼性を持つ S3 の API なら、インターネットを介したデータ転送も簡単です。地理的に遠く離れた場所に大きなオブジェクトをアップロードする場合は、Amazon S3 Transfer Acceleration が最適です。AWS Direct Connect は専用のネットワーク接続を使用し、安定した高い帯域幅と低レイテンシーにより大量のデータを AWS に転送します。ペタバイト規模のデータ転送には AWS Snowball および AWS Snowball Edge アプライアンスを、さらに大きなデータセットには AWS Snowmobile を利用できます。AWS Storage Gateway では、ボリュームやファイルを AWS クラウドに移すためにオンプレミスで使用する、物理または仮想アプライアンスが提供されます。

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強力な管理機能で物事をシンプルに

強力な管理機能で物事をシンプルに

Amazon S3 と Amazon Glacier にデータを保存してしまえば、クラウド内で最も全体的なストレージ管理機能のセットが使えるようになります。S3 では、各自の財務上の目標、コンプライアンス規制、会社のビジネスポリシーに合わせてポリシーを使用できます。S3 には強力なポリシーエンジンがあるため、さまざまに異なるレガシープロバイダーによって提供されるばらばらな機能に左右されることなく、ビジネスの目標に応じてストレージを管理できます。

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最も包括的な一連のセキュリティ&コンプライアンス機能

最も包括的な一連のセキュリティ&コンプライアンス機能

他のどのクラウドプラットフォームよりも多くのセキュリティ標準とコンプライアンス認証をサポートしている Amazon S3 と Amazon Glacier は、内部的脅威と外部的脅威の両方からデータを守り、規制コンプライアンスを維持するのに役立ちます。S3 と Glacier には、PCI-DSS、HIPAA/HITECH、FedRAMP、SEC Rule 17-a-4、EU データ保護指令、FISMA などの広範囲な認証に加え、事実上世界のほぼすべての機関による認証が含まれています。

Amazon S3 のセキュリティの詳細 »

Amazon Glacier のセキュリティの詳細 »

Amazon Glacier Vault Lock に関する詳細 »

幅広く奥深いエコシステム

幅広く奥深いエコシステム

Amazon S3 は AWS のほとんどのサービスと統合されている上、そのエコシステムには数万のコンサルティング/システムインテグレーターやテクノロジー/独立ソフトウェアベンダー、AWS パートナーネットワークパートナーが存在し、自社のサービスやソフトウェアを S3 と連携させて、バックアップと復旧アーカイブ災害対策などのソリューションを提供しています。また、AWS Marketplace では、35 のカテゴリの 3,500 を超えるソフトが、1,100 以上の ISV により提供されています。過去 12 か月の間に、新たに加わったテクノロジーパートナーやコンサルティングパートナーを含め、1 万を超えるパートナーが AWS パートナーネットワークに加入しました。


クラウドストレージには、オブジェクト、ファイル、ブロックの 3 種類があります。それぞれ、特有の利点があります。

1.オブジェクトストレージ – クラウドで開発されたアプリケーションは、多くの場合、オブジェクトストレージの膨大なスケーラビリティとメタデータ特性を活用できます。Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) のようなオブジェクトストレージソリューションは、スケーラビリティと柔軟性を必要とする最新のアプリケーションをゼロから構築するために適しています。また、分析、バックアップ、アーカイブ用に既存のデータストアをインポートするためにも使用できます。

2.ファイルストレージ – 多くのアプリケーションでは、共有ファイルへのアクセスやファイルシステムが必要です。このタイプのストレージは、多くの場合、ネットワーク接続ストレージ (NAS) サーバーによってサポートされます。Amazon Elastic File System (EFS) のようなファイルストレージソリューションは、大規模なコンテンツリポジトリ、開発環境、メディアストア、ユーザーのホームディレクトリといったユースケースに最適です。

3.ブロックストレージ – データベースシステムや ERP システムのような他のエンタープライズアプリケーションは、多くの場合、ホストごとに専用の低レイテンシーなストレージを必要とします。このタイプのストレージは、直接接続ストレージ (DAS) またはストレージエリアネットワーク (SAN) に類似しています。Amazon Elastic Block Store (EBS) のようなブロックベースのクラウドストレージソリューションは、仮想サーバーごとにプロビジョニングされ、ハイパフォーマンスワークロードに必要な超低レイテンシーを提供します。


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