投稿日: Mar 27, 2019
アマゾン ウェブ サービス (AWS) から、Amazon EC2 M5ad インスタンスと R5ad インスタンスをご利用いただけるようになったことをお知らせいたします。これらの新しいインスタンスは M5 インスタンスと R5 インスタンスの別バージョンであり、All Core Turbo の最大クロック速度が 2.5 GHz となる AMD EPYC プロセッサを備え、NVMe ベースの SSD ブロックレベルインスタンスストレージが物理的にホストサーバーに接続されます。M5ad インスタンスと R5ad インスタンスは、多様なワークロードを扱う Amazon EC2 コンピューティング環境で 10% のコスト削減を目指すお客様にとって、新たな選択肢となります。
M5ad インスタンスは、データロギングやメディア処理などの高速、低レイテンシーのローカルブロックストレージとともに、コンピューティングリソースとメモリリソースのバランスを必要とするワークロードに最適です。R5ad インスタンスは、高性能データベース、分散インメモリキャッシュ、インメモリデータベース、ビッグデータ分析など、メモリを集中的に使用するワークロードに最適です。M5ad と R5ad のいずれも、スクラッチスペース、テンポラリファイル、キャッシュ用のデータを一時的に保存する必要があるアプリケーションにとっても有益です。
M5ad インスタンスと R5ad インスタンスには M5 と R5 と同じサイズのものが用意されており、アプリケーション互換性も変わりません。つまり、他の EC2 インスタンスと同様に使用を開始できます。M5ad インスタンスと R5ad インスタンスは現在、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。この 2 つのインスタンスには、2、4、8、16、48、96 vCPU の 6 サイズがあります。M5ad インスタンスと R5ad インスタンスは、オンデマンドインスタンス、リザーブドインスタンス、またはスポットインスタンスとしてご購入いただけます。
使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、M5 インスタンスページと R5 インスタンスページをご覧ください。